「矢口真里さんに『すごい声出しますね~!』と言われ…」若葉竜也が裏話明かす

エンタメ総合
2017年03月14日

10696_01_R ドラマ『青の時代 名曲ドラマシリーズ モーニング娘。LOVEマシーン』(BSプレミアム 3月26日(日)後10・00)の完成試写会が3月13日(月)に行われ、若葉竜也、ともさかりえらが登壇した。

“名曲”にスポットを当て、背景にある時代の物語を描き出す同シリーズ。今回は、モーニング娘。のヒットソング「LOVEマシーン」が生まれた超就職氷河期の中で、危機にあった町工場が歌に鼓舞されたかのように再建されるさまが描かれる。

就活に失敗し、請負行員として歯車工場で働く若者・龍平を演じる若葉は、その役どころについて「龍平は、毎日挫折してる、どうしようもない男なんです。…僕もそうなんですけど(笑)。僕らの世代も、より若い世代も共感できるように、あまり個性的になりすぎないように演じました」と説明。また、病の父に代わってキャリアウーマンから転身、社長として経営不振の工場再建を目指す知恵を演じるともさかは「知恵は、かなりバブルを引きずっているような女性。知恵の環境や心境の変化はめまぐるしく変わっていくので、そこに追いつくのに必死でした」と演じる上での苦労も語った。

物語はもちろんのこと、キャスト総出で「LOVEマシーン」を踊るラストのダンスシーンも本作の大きな見どころ。鈴木真美プロデューサーは「ボリウッドじゃないですけど、歌と踊りをやってみたかったんです。今ヒットしてる『ラ・ラ・ランド』と比べると予算は1/100ぐらいですけど(笑)、非常にいいボリウッドダンスになったんじゃないかな」と手ごたえを語るも、キャストらは「僕とともさかさんだけダンスで奇妙な動きをしていました(苦笑)。一緒に不安になりながらともさかさんが踊ってくださったので心強かったです」(若葉)、「ダンスは本編以上にとてつもないプレッシャーに襲われました(笑)」(ともさか)と、共に不安げな様子。ともさかは「私たちが一番不思議な動きをしていましたが、それも含めて楽しんでいただければ」とアピールした。

ダンスシーンには、モーニング娘。OGの矢口真里、安田圭も登場しているということで、「やっぱ本物はすごかったです」「視聴者の気分で見ちゃいました」と本家のダンスに感動したという若葉とともさか。ダンスが苦手だという若葉は、「もう元気に乗り切るしかなくて、矢口真里さんに、『怖い怖い』って言われたんです。『すごい声出しますね~!』って(笑)」と撮影エピソードを語り、会場の笑いを誘っていた。

ドラマ『青の時代 名曲ドラマシリーズ モーニング娘。LOVEマシーン』は、BSプレミアムにて3月26日(日)後10・00放送。