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P・バラカン「いまだからこそ観てほしい」K・ローチ最新作『わたしは、ダニエル・ブレイク』チャリティ先行上映会

『わたしは、ダニエル・ブレイク』チャリティ先行上映会 CS映画専門チャンネルの「ムービープラス」と女性向けエンターテインメントチャンネル「女性チャンネル♪LaLa TV」を運営するジュピターエンタテインメント株式会社が、3月18日(土)に劇場公開されるケン・ローチ監督最新作『わたしは、ダニエル・ブレイク』のチャリティ先行上映会を開催した。

 チャリティ先行上映会には150名が参加し、募金を含めた当日の全収益23万3,250円が、「ダニエル・ブレイク基金」を通じて、日本で貧困に苦しむ人々を支援する団体を助成するために活用される。「ダニエル・ブレイク基金」の活動は、『わたしは、ダニエル・ブレイク』公式サイト内の「チャリティ・プロジェクト」ページで報告される。

 映画上映後には、イギリス出身のブロードキャスター、ピーター・バラカンによるトークショーを実施。世界を取り巻く環境の変化や、映画から読み解く現在のイギリスの状況について語られた。

<ピーター・バラカン トークショー内容(抜粋)>

~いまだからこそ観てほしい。諦めずに物事を自分たちで変えていくことが必要~

この映画でも描かれているように、最近のイギリスでは官僚主義の冷たさがひどくなっているように感じます。ロンドンの経済はまだいいんですが、この映画の舞台となっているニューカッスルは昔から労働者階級が多くいる地域で失業率も高く、決して裕福な地域ではありません。本当は国がフードバンクなどをやらなければならないのに、国がやってくれないのでチャリティでやっているような状況です。
ケン・ローチ監督もしきりに話していますが、行き過ぎた資本主義の結果が、この映画のような事態を招くわけです。先日イギリスのEU離脱が決定し、ニューカッスルにいるような人たちはどんどん社会から置いていかれたように感じています。
アメリカもトランプ政権になり、世界を取り巻く環境も変化しています。ケン・ローチ監督がこの映画で警鐘を鳴らしているのは、まさにいま、このタイミングに必要なことだったと思います。
日本も行き過ぎた資本主義で生き難くなっている状況は変わらない。そういう時、日本人は諦めてしまいがちだと思います。そうではなくて、物事を自分たちで変えていくことが必要なんじゃないでしょうか。
この映画を気に入った人は、ぜひ友達に薦めてください。中学生でも分かる内容の映画なので、家族で一緒に観て話し合って、こういう現実があるということを知ることも大事だと思います。

<ストーリー>
イギリスに生まれて59年、ダニエル・ブレイクは実直に生きてきた。大工の仕事に誇りを持ち、最愛の妻を亡くして一人になってからも、規則正しく暮らしていた。ところが突然、心臓の病におそわれたダニエルは、仕事がしたくても仕事をすることができない。国の援助を受けようとするが、理不尽で複雑に入り組んだ制度が立ちはだかり援助を受けることが出来ず、経済的・精神的に追いつめられていく。そんな中、偶然出会ったシングルマザーのケイティとその子供達を助けたことから、交流が生まれ、お互いに助け合う中で、ダニエルもケイティ家族も希望を取り戻していく――。

『わたしは、ダニエル・ブレイク』
3月18日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

監督:ケン・ローチ
脚本:ポール・ラヴァティ
出演:デイヴ・ジョーンズ、ヘイリースクワイアーズほか

公式サイト:http://danielblake.jp/

ムービープラス&女性チャンネル♪LaLa TV presents
『わたしは、ダニエル・ブレイク』チャリティ先行上映会

日時:3月13日(月)
場所:ヒューマントラストシネマ有楽町シアター1
ゲスト:ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
料金:1500円(税込)
主催:ジュピターエンタテインメント株式会社(ムービープラス/女性チャンネル♪LaLa TV)

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