「“佐藤健”すごい」三浦大輔監督&原作者・朝井リョウ絶賛「何者」Blu-ray&DVD5・17発売

エンタメ総合
2017年04月04日

111555_01_R 就職活動を通して自分が“何者”かを模索する5人の大学生たちを描いた「何者」のBlu-ray&DVDが、5月17日(水)発売。これに先駆け、同商品の音声特典のオーディオコメンタリー収録レポートが到着した。

 オーディオコメンタリーに参加したのは、三浦大輔監督と原作者の朝井リョウ。佐藤健演じる主人公・拓人のシーンになると、「モテなさそう感がすごい」「首が短く見える」「後ろ姿もダサい」と、普段の佐藤のイケメンのイメージとはかけ離れた“拓人”らしさを絶賛する。朝井はキャストが決定したとき、“拓人”役がこんなにかっこいい人でいいのかという不安を感じていたという。そんな佐藤は役作りのため、学生時代に朝井が実際に通っていた美容院でヘアカットしてもらったそうで「地獄でしたよ!(切った後)写真が急に送られてきて僕みたいな髪型になっていて。あ、僕の髪型はダサいんだって、いろいろ気付かされましたよ(笑)」と当時を回顧する朝井。有村架純や二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之と主要キャストそれぞれの裏話や、演じているキャラクターについても明かしており、瑞月役の有村について「原作を読むと、すごくまっすぐな目というか、淀みない感じというのが瑞月のイメージだったので」と三浦監督が有村をキャスティングした理由を語ると、朝井も「確かに、あまり裏表のなさそうな人って少ないと思うんですけど、有村さんって数少ない、その役が出来る人ですよね」と賛同するひと幕も。

そのほか“就職活動”を題材としていることから、就活生役のキャストらが筆記試験や面接の疑似体験を行ったことや、三浦監督と朝井の就活エピソードも飛び出す。本編が終わり、エンドロールが流れはじめると「はぁ、それにしても、“佐藤健”すごい」とつぶやく朝井と「本当にありがとう、感謝しかない」という三浦監督。最後に朝井が「今はもうこの作品は書けないなって、過去の自分に嫉妬を抱くようになってしまった」と胸中を打ち明け、2人で「楽しかったぁ」と声を揃えて満足げな表情を浮かべていた。

「何者」
5月17日(水)Blu-ray&DVD発売/5月10日(水)よりBlu-ray&DVDレンタル開始!

Blu-ray 豪華版 ¥6,000+税
DVD 通常版 ¥3,800 +税 
発売・販売元:東宝株式会社

©2016映画「何者」製作委員会