クリス・プラット、漢字名入りのスカジャンに大喜び『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』会見

映画
2017年04月12日

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 5月12日(金)公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のアジア合同記者会見が行われ、クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ジェームズ・ガン監督が登壇した。

 前日のカーペットイベントに続き“ガーディアンズ”らしいノリノリなテンションで登場したメンバー。ジェームズ・ガン監督は「温かく迎えてくれて本当に感謝しています。昨日のプレミアもファンの愛情を感じ興奮して眠れなかった。本当に感謝していますと。

 クリス・プラットは「皆さんこんにちは。私の名前は通訳のミカです。とても恐ろしくバカな発言をしてしまうと思うので、いろんな解釈をしていただけたらと思います。自分以外はみんなおバカな外国人で、正直映画の出来もそこそこだと思ってます。冗談はさておき、日本に初めて来られて、皆さんから温かい歓迎を受け、とてもうれしく思っています。映画を楽しみにしてほしいと思います」と話し、会場を笑わせた。

 ゾーイ・サルダナは、日本語で「こんにちは~日本!」とあいさつすると「いろんな作品で日本に来るたびうれしい思いをしています。特に本作は、私たちにとって特別な作品なので、今回来日できたことは特にうれしく思います」と話した。

 デイヴ・バウティスタは「私たちが楽しく作った本作を、ぜひ楽しんでみていただけたらと思います」と続いた。

 ジェームズ・ガン監督は「2作目はプレッシャーじゃなかったか?と聞かれるけど、それは逆で、1作目で恋に落ちたキャラクターにまた会いたいと思ってくれたから、本当に楽しく撮影できたよ。これは冗談だけど、デイヴ以外は頑張ってくれたかな!(笑)。楽しい作品ができてとても満足している。音楽は前作に引き続き、70年代で自分も好きなポップミュージックを入れました。脚本も自分で手がけていますが、脚本の段階で音楽も当てていました。撮影現場でも音楽を流しながら撮影に臨んでいました。母親と主人公を結びつける最強のアイテムなので、作品の中でも重要な役割を果たしています」と作品について語った。

 今回が初来日のクリスは「まずはサービスが素晴らしい!(笑)。本当に日本は素晴らしく美しい。桜も満開で、最高のシーズンに来たねと言われる。会う人会う人みんな熱心で働き者で、一生懸命自分のケアをしてくれる。本当にありがたい。妻と息子と来ましたが、家族で日本の素晴らしさを感じることができてうれしい」と。

 ゾーイは、前作に続いて演じた、、宇宙一“ヘン”で個性にあふれたキャラクターについて「続編に参加するということは、前作は親、続編は子供という立ち位置になると思いますが、前作を超えて良いものを作らなければという思いがありました。監督はこの作品をどのようなものにするんだろう、失敗したらどうしよう、と不安に思うこともありましたが、撮影に臨むと楽しくできた。朝4時半に起きて顔を緑に塗る特殊メイクに4時間かかるのは楽とは言えませんが、撮影中はとても幸せな時間を過ごせました」と語った。

 デイヴは「2度目のドラックスを演じさせていただいたが、気持ち良くできた。監督がドラックスについてより魅力的に脚本を書いてくれたから、とても良いものになったと思う」と自信を見せ、ジェームズ・ガン監督も「デイヴは宇宙一本当に謙虚な男で、彼の発するセリフがドンピシャにツボを得ている。本当に努力家で最高にいいやつです」と太鼓判を押した。

 アベンジャーズのメンバーで友達になりたい人を聞かれたクリスは「やはりトニー・スタークですね。億万長者だし、いろんなおもちゃや、見たことがない武器が家
にたくさんあるから思う存分遊びたいよ。トニーを演じているロバート・ダウニー・Jr.もトニー・スタークと同じくらいお金を持っているはずなので、ぜひ友達になりたいなと思います」と。

 撮影中のエピソードを聞かれたジェームズ・ガン監督は「実は150人のオーディションを行っております。“死ぬまで戦え”という試験をして、残った3人をキャスティングしました」と。それを受けてゾーイは「私は20人ほどしか女優を殺していません(笑)」と笑わせ、「冗談はさておき、私が演じたガモーラはメイクに4時間かかるので、その間にキャラクターを自分の中に感じていました。ガーディアンズに入って、いろいろ試された面もあった。忍耐力を学べる経験だった」と振り返った。

 デイヴは「やりやすい環境を作ってくれるので、特にやりづらいということはなかったが、撮影中に監督が急に頭に思い浮かんだことを指示することがあった。突然『こう言ってみよう』『ああやってみよう』ということもありましたが、そんな大変なこともなく楽しくできました」と語り、クリスも「自分にとっては夢の仕事なので、何を言われても辛いことは何もなかったよ!」と撮影を楽しんだことを明かした。

 会見では、サプライズとして、“愛されヤンキー・ヒーロー・チーム”にちなみ、日本のチーム・ファッションの代名詞ともいえる特注で制作した“スカジャン”をプレゼント。SNSで募集したファンの意見を参考に、それぞれのキャラクターの名前を漢字で刺繍したスカジャン(クリス=惑星君主(スター・ロード)、ゾーイ=我猛羅(ガモーラ)、デイヴ=怒裸駆素(ドラックス)、ジェームズ・ガン監督=持映夢頭願)にクリスは「めちゃくちゃ美しい!とてもうれしい。これを今着たらそのまま一生、着続けたいと思います」と大感激。スーツのジャケットを脱いで試着し、笑顔を見せた。

 最後にジェームズ・ガン監督が「今日は本当にありがとう。この作品は自分の3年間の1分1秒を注ぎ込み、みんなの愛とソウルを詰め込んだ作品ですので、ぜひ楽しんでください」と熱い思いを語った。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
5月12日(金)全国ロードショー

監督:ジェームズ・ガン
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ 他

<日本版吹替えキャスト>
ピーター・クイル/スター・ロード:山寺宏一
ロケット:加藤浩次
ベビー・グルート:遠藤憲一
ドラックス:楠見尚己
ガモーラ:朴ろ美
ヨンドゥ:立木文彦
ネビュラ:森夏姫
マンティス:秋元才加

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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