吉沢亮「想像を超える作品に」映画『トモダチゲーム劇場版』初日舞台あいさつ

映画
2017年06月05日

©山口ミコト・佐藤友生/講談社©2017 「トモダチゲーム」製作委員会『別冊少年マガジン』連載中の大ヒット漫画を実写化した、映画『トモダチゲーム劇場版』の初日舞台あいさつが行われ、吉沢亮、内田理央、山田裕貴、上野優華、天月、永江二朗監督らが登壇した。

 原作・山口ミコト、作画・佐藤友生のタッグにより連載がスタートした同名漫画は、仲の良い高校生グループが高額の借金返済ゲームに巻き込まれ、疑心暗鬼の心理戦と頭脳プレーを駆使して挑戦していくスリルにあふれた世界で、若者を中心に爆発的な人気となった。2017年4月のドラマ化、そして本作を含めた映画2作品で実写化され、その注目度は増すばかりだ。

主人公・片切友一を演じる吉沢は、本作の見どころを聞かれると「全部迫力があって、どのシーンとは言い難いです!意識がいかないところにヒントが隠されていたりとか、みんなのしぐさや表情にもヒントあったりするので、そこが見どころですね」とコメント。一方、ヒロイン・沢良宜志法役の内田は「あえて言えば……ピンチ!ピンチ!ピンチ!最後にまさかのズキューンです」と、独特の回答で会場を沸かせた。永江監督は「キャラクターがとてもそっくりなので、是非観ていただきたいです! 髪の毛はヅラではなく全て自毛でやっていただいて。屋上でのワンシチュエーションのシーンは死に物狂いでキャスト・スタッフと撮りました。どれだけ死力を潰したかというところを観てほしい」と撮影エピソードを交えて語った。

本作品の主題歌を担当した天月が「この作品は心理戦と友達関係なので、自分の過去も交えながら曲を書きました」とコメントすると、エンディング曲を担当した上野は「作品の内容がシリアスなので、観終わった後にこの曲を聴くと心に光が差すような、そんな曲になっていると思います」と天月同様、曲への熱い思いを告白した。

本作の撮影が行われたのは年末。撮影時の辛かったことを聞かれると登壇者全員が「寒さ」と答えた。吉沢は「風も強い中で学校の屋上の撮影でした! 食事休憩以外はほぼ屋上にいたので……」と撮影の過酷さを語りつつも、この季節ならではの楽しみもあったようで「クリスマスの日にスタッフさんがご飯を用意してくれて、プチクリスマス会をしたんです」と満面の笑みでコメント。山田が「みんなとの時間が楽しかったです! 撮影は寒かったけど、寒さを吹き飛ばすぐらい僕のハートは燃えていました!」と語ると、会場は拍手に包まれた。

また、最後に吉沢と内田から、トモダチゲーム劇場版第2弾の公開日が発表された。吉沢は「ドラマ版以上の心理戦になっています! ひとつひとつの動き、誰が犯人なのか…裏切り者なのか…その想像を超えてくると思います。トモダチを連れてぜひまた観て下さい」と締めくくり、舞台あいさつは幕を閉じた。

【作品情報】
劇場版第1弾 『トモダチゲーム 劇場版』
シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開中

劇場版第2弾 『トモダチゲーム 劇場版FINAL』
9月2日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー

公式サイト:tomodachi-game.com/ツイッター(@tomodachi_game)
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