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山田孝之「芝居っていいな」 映画「凶悪」初日舞台あいさつ

 映画「凶悪」の初日舞台あいさつが21日、新宿ピカデリーで行われ、主演の山田孝之、共演のピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白石和彌監督が登壇した。

 本作は、死刑囚の告発を基に、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕への道筋をつけた異例の事件を活写し、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクション新潮45編集部編「凶悪-ある死刑囚の告発-」を映画化したもの。

 実際にあった事件を題材にした本作への出演経緯を聞かれ、「藤井の気持ちに変化があり、やりがいがありそうで、すぐにやりたいと思った」と語った山田。死刑囚を演じた瀧が「監督の堅い決意、リリーさんの誘いもあり悪に引き込まれました」と明かすと、リリーは「一人は嫌だなと思って、瀧を道連れにしました」と告白。池脇は「難しくてやりがいがありそうと思いこの役を引き受けました。既にキャストが決まっていたのですごいことになりそうだなと思いました」と語った。

 重厚な内容にも関わらず撮影はたったの3週間。撮影を振り返った瀧は「極寒の日に一晩中撮影で、一度上着を脱いだことで着れなくなって失敗した」と苦笑い。池脇も「撮影2日間で何も楽しくなかった。息が詰まりました」とつらい撮影だったことを明かした。

 しかし、山田は「池脇さんとの面会シーンがすごい楽しかったです。芝居っていいなって」と余裕を感じさせるコメント。これには池脇も「いじめられてたみたいで…(笑)」と笑顔を見せ、本作の雰囲気とは打って変わって和気あいあいとしたキャストのトークで会場を沸かせた。

 この日は公開初日を祝して、原作者であり主人公・藤井のモデルとなった宮本太一の〈記者からの手紙〉を紹介。宮本からの熱いメッセージを受け、山田は「いい意味でも悪い意味でも原作があると比べられるが、純粋に映画として見てもらえてよかった」とコメント。

 最後に白石監督は「こういう映画が作りづらくなっているので、本作がヒットするといろいろな作品を作れると思います。日本映画に元気を取り戻してほしい」と本作にかける思いを語った。

 映画「凶悪」は、大ヒット公開中。

映画「凶悪」
出演:山田孝之、ピエール瀧、池脇千鶴、リリー・フランキー
原作:新潮45編集部編「凶悪-ある死刑囚の告発-」(新潮文庫刊)
監督:白石和彌
脚本:高橋泉、白石和彌
企画協力:新潮社
配給・宣伝:日活
(C)2013「凶悪」製作委員会

映画「凶悪」公式サイト(http://www.kyouaku.com)

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