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山本耕史、女性の浮気は「許す」!?

 10月4日より上演される音楽劇「ヴォイツェク」のマスコミ向け会見が行われ、主演の山本耕史、マイコ、団時朗、演出の白井晃が登場した。

 19世紀ドイツの天才作家ゲオルク・ビューヒナーにより未完断片のまま遺された戯曲「ヴォイツェク」は、実際に起きた殺人事件をモチーフにしている。生きることに精いっぱいでささやかな暮らしを営む主人公ヴォイツェクは、最愛の妻マリーの浮気を知ったことをきっかけに精神を崩壊させ、ついにはマリーを殺害してしまうというストーリー。

 精神を崩壊させ、妻を殺害してしまうという難しい役を演じる山本は、演じてみての感想を聞かれると、「難しい役だとあらためて思いますが、台本を読んだとき彼が果たして精神が病んでいるのか?というのは周りが判断することであり、ヴォイツェクという方はもちろん周りとは違う視点で世界を見てるかもしれないけど、彼自身のストレートな、純粋な気持ちで生きている人だなと思ったので、特に特殊な役をやっているとは考えなかったです」と明かした。

 山本と初共演となるマイコは「ものすごく頼れる“お兄様”という感じです。おちゃめなところがすごくあって、ふと見ると共演者の物まねとか、絶対面白いことをされています」と重いテーマの舞台の意外な裏話を語った。団も「こんなに若くして大成していて二枚目で、女性にモテている役者はなかなかいないので、ぜひおこぼれを、と思って後ろをついて歩いてるんですけど、まだ何にもおこぼれがないんですよ」と笑いを誘った。

 久々に山本とタッグを組む白井も、「耕史君は舞台の熟練者なんですよ。11年ぶりくらいに一緒にものを作るんですが、すごく信頼できる男になってるな、というふうに思います。今までやってきた役柄にはなかったものにトライしてもらっていますし、その中で模索しながら自分なりのヴォイツェクを確立してくれています」と語り、山本との信頼関係を感じさせた。

 劇中では、最愛の妻が自分を裏切って浮気をしていたということが大きなポイントになっているため、「親しい女性が浮気をしてしまった場合、許せますか?」との質問があがると、山本は質問を言い終えるより早く、かぶせるように「許す!」と宣言。「本当に許しますか?」とのさらなる問いには「本当に許す…でしょうね、僕は…。もちろん一般的には絶対嫌だと思いますし僕もそう思いますけど、やっぱり人間ですから間違えというのはどっかで起こると思うので、それを許せるくらいの自分でいたいなと。今それを言ったことで具現化したいなという、自分へのメッセージです」と、やや言い訳気味に答え、報道陣を笑わせた。

 最後に山本は、「ヴォイツェクはそのままの自分なのか、周りから作られてしまった自分なのか、ということもテーマになっているような気がしているので、舞台上でお客様に提示できたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

【音楽劇「ヴォイツェク」】
原作:ゲオルク・ビューヒナー
脚本:赤堀雅秋
演出:白井晃
音楽:三宅純
出演:山本耕史 マイコ 石黒英雄 良知真次 真行寺君枝 今村ねずみ 団時朗ほか

■東京公演
会場:赤坂ACTシアター
日程:10月4日(金)~14日(月・祝)
お問い合わせ:チケットスペース 03-3234-9999

■大阪公演
会場:シアターBRAVA!
日程:10月25(金)~27(日)
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 06-7732-8888

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