宮脇咲良、松井珠理奈らが激闘!『豆腐プロレス』聖地・後楽園ホールで興行【Phレポート】

ドラマ
2017年08月31日

『豆腐プロレスThe REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール』 2017年1月から7月に放送された連続ドラマ『豆腐プロレス』初の興行となる『豆腐プロレスThe REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール』が8月29日、プロレスの聖地・後楽園ホールで開催された。

 『豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール』は、ドラマ内で数々の名勝負が繰り広げられたWIP“OVER THE TOP”から2年の歳月が経過したという設定で、ドラマの名場面を思い起こさせる闘いが繰り広げられた。また、新たに道場入りしたフレッシュなAKB48メンバーも参戦、半年にわたる極秘トレーニングを乗り越えてきたメンバーたちが、壮絶な闘いを展開した。

 イベントは、WIP代表・白金ジムオーナーの矢崎英一郎役の渡辺いっけいによる対戦カードの発表からスタート。開幕から会場は「オオーッ!」という大歓声に包まれた。

 第1試合から新旧メンバー入り乱れての白熱ファイトが展開され、アイドルとは思えぬほどの大技の応酬に。注目のセミファイナルのカードは、<工事現場同盟>ユンボ島田、クイウチ松村と、アメリカから来たデビー・コング、シェリー・ヤマナカのペア。この試合では、クイウチ松村が“クイウチドライバー(片エビ固め)”で17分38秒でシェリー・ヤマナカを沈めて勝利。9月をめどにグループ卒業&芸能界引退を発表しているユンボ島田こと島田晴香が去り際に「こいつらを応援してやってくれ」と後輩たちへの応援を会場に託すと、観客からは大声援が送られた。

 メインイベントは<パワーストーンズ>ハリウッドJURINA&道頓堀白間VS<錦糸町道場>チェリー宮脇&ロングスピーチ横山という、ドラマファンにはたまらない対戦。試合の前には8月30日発売の『#好きなんだ』収録の『ギブアップはしない』を4人で披露。ゴングが鳴った後は、JURINAが“フライングJURINA”、宮脇が“サクラスペシャル”など必殺技を繰り出し、これまでの集大成ともいえる激闘を繰り広げた。

 最後は、21分42秒でJURINAが新必殺技“ハリウッド式ディスティーノ(片エビ固め)”で横山を破り、パワーストーンズが勝利。新日本プロレスの永田裕志選手からチャンピオンベルトが授与され、「応援してくれた皆さん、愛してまーす!」というJURINAの絶叫で試合を締めくくった。

 メインイベント終了後は、全選手でドラマ主題歌『シュートサイン』を熱唱。ところが直後、オクトパス須田を中心とする<反体制軍団>がチャンピオンベルトを強奪するという予想外のハプニングが発生。場内が騒然とする中、イベントは幕を閉じた。

<囲み取材コメント>
■宮脇咲良
今日は、チェリー宮脇としても宮脇咲良としてもリングに立った気持ちでした。役との境目がなくなって本気で立っている瞬間がありました。相手がベルトを受け取っている瞬間は本当に悔しくて、ここまで人前でガチ泣きしたのは初めてかもしれません。勝つというのは本当に難しいことで、現実の世界でも負けを感じることが多いので勝った達成感を味わいたいと心から思いました。
今回は、今年一番の神イベントになったという実感がありました! 31人みんなでつかんだ感動だと思います。これからもメンバーみんなで感動を届けていきたいですし今日、試合を見てヒールってかっこいいなと思いました!

■横山由依
AKB48のコンサートとはまた違う緊張感があって、咲良と励ましあいながら挑んだのですが、負けるのって本当に悔しくてどうにかして勝ちたいと思うものなんやな、と思いました。やっぱり勝って終わりたいねと、試合が終わってからも2人で話し合いました。勝つまではやりたいです!
今回初めてお客さんの前で試合をさせてもらいましたが、熱い声援を聞いて、プロレスもAKB48もお客さんに見ていただいてこそ成立するものなのだなと感じました。これからもたくさんの方に応援していただけるようなことをメンバーで力を合わせてやっていきたいと思いました。

■白間美瑠
プロレスってこんなにも興奮するものなんやと思いました! メンバーの試合を見ていて、目力や表情に、じわじわとくる興奮がありました。道頓堀白間はセクシーなキャラクターなのですが、自分でもすごく興奮しました! 本当に気持ちよくてもっともっとセクシーさ、強さを出したい!と、自分の中の貪欲さが芽生えてきて、今もメラメラしています。ガチでやると、本当に新しい発見ができるなと思いました。

■松井珠理奈
後楽園ホールというプロレスの聖地で興業をやると聞いて生半可な気持ちではできない、プロレスファンの方にがっかりされないような試合をしなければいけないというプレッシャーを、たぶんメンバーの中でいちばん感じていたと思います。でもメンバーが本気で試合している姿を見て、改めて私自身本気でやらなければと感じ、メンバーから気合をもらって、最後までやりきることができました。
プロレスをやればやるほどプロレス熱が増し、試合をするのも見るのも好きになりました。まだ試合をしてみたいなと思うメンバーがたくさんいますし、また違う選手と戦ったら、また違うJURINAを見せられる自信があるのでどんどん挑戦を受けたいなと思っています!