9・15放送のドラマ『琥珀』で西田敏行、寺尾聰、鈴木京香 3人のベテラン俳優が初の豪華共演!

ドラマ
2017年09月07日

琥珀

 9月15日(金)放送の浅田次郎ドラマスペシャル『琥珀』(テレ東系)の試写会見に西田敏行、寺尾聰、鈴木京香が登壇した。

 西田敏行が演じる刑事の米田は、行きつけの喫茶店で偶然手にした小冊子で「琥珀」という喫茶店の記事を見つける。25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」の資料を抱えて富山県魚津にある琥珀に向かった米田は、琥珀のマスター・荒井(寺尾)、琥珀の唯一の常連客・幸子(鈴木京香)と出会う。

 ベテラン俳優の3人だが、意外にも同シーンでの共演は今回が初めて。かねてから共演してみたかったという西田は、「寺尾さんはキャリアを積んできているのに、それまでのキャリアを忘れて新人のような気持ちで臨んでいました。京香さんは今回のヒロインを的確に演じていて、表情や目にとてもインパクトを覚えました」と喜んだ。

 ドラマは実際に魚津で撮影が行われたが、その最中、西田と鈴木は地元の人でもなかなかお目にかかれない蜃気楼を目撃したという。一方で寺尾は、そば屋を探していて見逃したと苦笑い。そんな中、「それぞれ演じる役が逆だったら?」という質問が飛ぶと、西田は「蜃気楼を見ていなかったと思います。おそば屋さん探してたかな」と茶目っけたっぷりにコメント。そんな2人のやりとりを見ていた鈴木は、「私はコーヒーがとても好きで、寺尾さんがいれてくださったコーヒーを飲めてすごくうれしかったので、今度は西田さんがいれたコーヒーを飲みたいです」と笑顔で語った。

 ドラマではほかに、若いカップル役で工藤阿須加、川島海荷が出演し、アクセントを加える。寺尾は「こういうテンポのドラマは若い人は見慣れないかもしれないが、ぜひ若い方も見てほしい」と訴えた。ドラマスペシャル『琥珀』は9月15日(金)後9・00から放送。

原作:浅田次郎『夕映え天使』所収『琥珀』(新潮文庫刊)
出演:西田敏行、寺尾聰、鈴木京香、工藤阿須加、川島海荷ほか
脚本:岡田惠和
監督:雨宮望
製作:テレビ東京/東宝映画
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/kohaku/