• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

瑛太、売れない役者役に「原点回帰できた」『リングサイド・ストーリー』初日舞台あいさつ

『リングサイド・ストーリー』 映画『リングサイド・ストーリー』の初日舞台あいさつが10月14日に行われ、佐藤江梨子、瑛太、武尊、黒潮“イケメン”二郎、武正晴監督が登壇した。

 本作は数々の映画賞を総なめにした大ヒット映画『百円の恋』を手掛けた武監督とスタッフ陣が再集結し、盟友・足立紳の実話をヒントに生み出されたオリジナルストーリー。

 4年ぶりの主演で出産後復帰作となった佐藤は、最初に脚本を読んだ感想を聞かれると「面白いですし、役者さんあるあるがたくさん出てきて、すぐにやりたいって思いました。ヒデオのことを言われているのに、自分が言われている気持ちになったこともあって、不思議な感覚でした(笑)」と振り返った。

 また、売れない役者役を演じた瑛太は、どのように役を作り上げたか尋ねられると「僕も仕事が来ない時期がありまして、そのときに100円ショップでキャベツだけ買っていた時期もありました。オーディションに行ったら“ほかのヤツとは違うことをやってやる”という気持ちで取り組んだりして、共感する部分もあったので、その頃を思い出しながら演じました」と自身の経験を重ね合わせたそうで、「『俳優は人に非ずって書く』と村上ヒデオも言ってますけど、道徳観とかを無視しちゃって、思い切り崖から飛び降りる覚悟で生きていく勇気みたいなものを、今回演じてみて原点回帰できました。挑戦し続けたいなということをあらためてヒデオに感じさせてもらいましたね」と語った。

 本作では、格闘技界の内情が描かれている点も見どころとなっているが、武尊は「普段、リング上の戦いしか見られることがないので、リングに上がるまでの不安や恐怖など、戦いに行くまでの過程も見られるのは見どころだと思います」とアピールし、黒潮は「プロレス界は盛り上がっていなくて、選手が自分でチケットを売りに行くんですけど、そういうシーンがあるので見てください」と話した。

 本作が役者デビューとなった武尊と黒潮の演技について、瑛太は「皆さん自然なお芝居ですし、イケメンさんなんて2度見がすごくうまいんです。2度見は技術的に難しいんですけど、すごくうまいんです!」と絶賛すると、黒潮は「めっちゃうれしいです」と白い歯を見せた。

 さらに瑛太から「武尊さんのせりふの吐き方が最高ですね。武尊さんとのシーンで僕が嫉妬するんですけど、武尊さんの芝居が素敵すぎて本当にイライラしましたね。負けたと思いました」と称賛された武尊は、「公開される前から瑛太さんから褒めてくださって、それがネットニュースになってハードルが上がっているのがつらいんです」と明かした。

 第22回釜山国際映画祭でレッドカーペットを歩き、現地で舞台あいさつを行った佐藤、瑛太、そして武監督。劇中では、ヒデオの夢はカナコを『カンヌ映画祭』に連れていくことと描かれているが、釜山映画祭に参加した感想を聞かれると、佐藤は「実は私、カンヌは行ったことがあったんですけど、釜山国際映画祭は初めてだったので、こういうのが特別な景色なんだなって、ヒデオを信じてよかったって思いました」と感慨深げに語った。

 瑛太は「サトエリさんがおっしゃったとおりで、演じたヒデオを夢が半分かなえられたかなという気持ちでした。僕もいくつか映画祭に参加させていただいたことがあるんですけど、その中でもお客さんに圧倒されて、韓国の方たちの映画愛がすごいと感じました」と。武監督は「なかなか行けるところではないので、俳優さんお2人と行けてよかったですし、また映画を作りたいなというモチベーションを上げさせてもらえました」と刺激を受けた様子だった。

 また“自身の今の夢や特別な景色”を問われると、佐藤は「(釜山は)1泊2日だったんですけど、旦那さんに息子を見てもらっていて、今日朝起きたら『パパ』って言って私のことを抱きしめたんです。そのときに寂しい気持ちになって、早く『ママ』に戻さなきゃなって思いました」と明かし、「日常が戻ることが特別な景色なんだなって思いました」と語った。同じ質問に瑛太は「この作品が評価されて、欲を言えば作品賞をいただきたいですね」と打ち明け、「特別な景色は今ですかね。撮影は過酷なこともありながら楽しくて、皆さんで精いっぱい愛情を注いで作ったので、こうやってお客さんを前に届けられることは特別です」と語った。

 本作は、売れない役者応援企画として、役者割(※売れない役者応援キャンペーン、自身が出演した映画や舞台等の名前入り宣伝物を提示すると一般料金1800円が1000円になる※新宿武蔵野館・渋谷シネパレスのみ実施)というサービスを実施。瑛太は「武監督の全作『百円の恋』という、たくさんの称賛を得た作品がありますが、僕自身は『百円の恋』を『リングサイド・ストーリー』は超えたと思っています」と胸を張り、「(『百円の恋』出演の)安藤サクラ!この映画を役者割で見に来い!」と訴えて笑いを誘った。

『リングサイド・ストーリー』は新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか絶賛上映中。

『リングサイド・ストーリー』
監督:武正晴
脚本:横幕智裕、李鳳宇
配給:彩プロ
出演:佐藤江梨子、瑛太、有薗芳記、田中要次、伊藤俊輔、奈緒、村上和成/高橋和也、峯村リエ、武藤敬司、武尊、黒潮“イケメン”二郎、菅原大吉、小宮孝泰、前野朋哉/角替和枝、近藤芳正、余貴美子

公式サイト:ringside.jp

<STORY>
10年付き合い同棲中の江ノ島カナコの彼は、ヒモ?同然の売れない役者“村上ヒデオ”。出会った頃、舞台袖で見たヒデオは輝いていて、7年前大河ドラマに出たときは、カンヌ映画祭に連れていってくれると信じていた。最近は、相変わらずオーディションに落ち続け、マネージャー百木が決めたエロVシネの大役さえ、撮影当日にドタキャンする始末。ある日、カナコは勤め先の弁当工場を突然クビになり生活は大ピンチ!プロレス好きだったヒデオは、武藤敬司率いるプロレス団体「WRESTLE-1(レッスルワン)」の広報が人員募集していることを知り、彼女の職探しをアシストする。しかし新天地でイキイキと働きだし、自分を構わないカナコを、浮気していると勘違いして嫉妬に狂ったヒデオは、とんでもない事件を起こしてしまう。事件のケリをつけるため、K-1チャンピオン和希との一騎打ちを命じられたヒデオ。果たして愛するカナコのために、ヒデオはリングに上がるのか?

©2017 Ringside Partners

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える