深田恭子「新たな夫婦の形を演じたい」1月新ドラマで松山ケンイチと大河以来の夫婦役

ドラマ
2017年11月09日

『隣の家族は青く見える』 フジテレビ2018年1月クールの木曜劇場が、深田恭子主演の『隣の家族は青く見える』に決定した。

 本作は、コーポラティブハウスに住む家族たちの葛藤と成長をハートフルに描くヒューマンドラマ。脚本家・中谷まゆみによるオリジナルストーリーとなる。

 深田が演じるのは、家の購入を機に妊活を始める主人公の五十嵐奈々。奈々と共に妊活に向き合う夫・大器を松山ケンイチが演じる。深田と松山は、NHK大河ドラマ『平清盛』(2012年)以来の夫婦役となる。

 奈々と大器は、小さなアパートで住宅購入のための資金を貯めながら2人きりの生活を楽しんでいたが、コーポラティブハウスを購入したことをきっかけに、大器の母が心待ちにしていた子作りをスタートする。ところが、そう簡単には子供を授からず…。2人は子供を作ることがどんなに大変なことなのかを痛感しつつも、妊活に立ち向かっていく。

 コーポラティブハウスとは、さまざまな家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅。一戸建てより安く、マンションよりデザインにこだわりを追求できるという理由で近年、注目されている。しかし住人同士はいやが応でも密接な関係を築くことになり、各家族の秘密が徐々に暴かれていくことに。“子供が欲しいカップル”奈々・大器夫婦とコーポラティブハウスに住むのは“子供が欲しくない女性とバツイチ男性のカップル”“子供と理想の家族像に執着する主婦と会社を辞めてしまった夫のカップル”“子供を持つことを真剣に考える男性同士のカップル”など、それぞれ現代的な悩みを抱えた家族たち。“隣の芝生は青く見える”といった中で、奈々は大器と共に、個性的な隣人たちや、大器の両親、奈々の実の母親らが起こす大騒動に巻き込まれていく。

<コメント>
■深田恭子
「オリジナルストーリーである本作の台本を読ませていただいて、家族同士であっても一見しただけでは分からないさまざまな思いが渦巻いていて、それがどのように絡み合っていくのか、私自身とても楽しみにしています。誰しもが、一人の人間であり、一組のカップルであったり、一つの家族であったり、様々な問題を抱えながら、どう生きるかという選択肢を探しているのではないかと思っています。松山ケンイチさんとは、『平清盛』以来の夫婦役となりますが、現代的な悩みを抱えたこの夫婦がどう歩んで生きていくか、新たな夫婦の形を演じていきたいです。大切な人と思いがつながるために葛藤している、そんな愛らしい家族や恋人たちを見て、皆さんの隣にいる人たちに目を向けるきっかけになればと思います」

■松山ケンイチ
「深田さんとは一度大河で夫婦を演じた事があるので、また夫婦を演じられる事がうれしいです。(個人的に家族に対して思うことは)仕事にかまけて家族のコミュニケーションを怠ってしまう事が一番残念な事だと思います。どんなに仕事がうまくいっても、何のために働いているのかが分かっていなければ本当の幸せには届かないと思っています。自分自身の課題でもあります。(夫婦のリアルな悩みを演じることについては)そもそもリアルでないと意味がないように思います。ドラマだから物語や人物像が都合よく描かれるという事では今回の題材を描く意味がないと思うので、スタッフキャスト全員で深めていければと思います。風邪をひかないように頑張ります」

木曜劇場『隣の家族は青く見える』
フジテレビ系
2018年1月スタート
毎週(木)午後10時~10時54分

<キャスト>
深田恭子
松山ケンイチ

<スタッフ>
脚本:中谷まゆみ(『ラスト・シンデレラ』、『ディア・シスター』、『ウォーターボーイズ』他)
プロデュース:中野利幸(『人は見た目が100パーセント』『ラスト・シンデレラ』他)
演出:品田俊介(『人は見た目が100パーセント』『信長協奏曲』『失恋ショコラティエ』他)
高野 舞(『セシルのもくろみ』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』他)
制作:フジテレビ第一制作室

番組サイト:http://www.fujitv.co.jp/tonari_no_kazoku/

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