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舞台『クラウドナイン』開幕!演出・木野花らのコメント到着

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦

 木野花演出舞台『クラウドナイン』が12月1日に東京芸術劇場シアターイーストで開幕した。

『クラウドナイン』は、英劇作家キャリル・チャーチルによる、イギリスの植民地だった時代のアフリカを舞台に、ある家族を中心としたバカバカしくも切ない破天荒なホームドラマ。

 本作は設定自体も常識はずれで破天荒。まず、登場人物を演じる役者が一幕と二幕で変わるうえに、登場人物の性と演じる役者の性が変わる。一幕では三浦貴大がドレスを着て初の女性役に挑戦し、髙嶋政宏演じる一家の家長クライヴの妻・ベティを演じる。また、一幕では威厳のある家長・クライヴを演じていた髙嶋が、二幕では心は乙女なゲイを演じ、5歳の少女役を現在47歳である正名僕蔵が演じる。

 二つ目は、一幕ではイギリス植民地時代のアフリカが舞台だが、二幕ではその100年後の現代のロンドンが舞台となるが、なぜか登場人物たちは25歳しか年を取っていない。さらに、ゲイカップル、レズカップル、不倫、少年愛まで登場し、赤裸々な性描写も満載で、観客を驚かせる。

<コメント>
■木野花(演出)
◇初日が開幕した感想
無事初日にたどり着けて、ホッとしています。
初日に間に合わせようと、猛スピードで稽古を進めてきました。誰一人脱落することなく、追いついてくれたことに感謝。これから先は、役者の時間です。この芝居が、どんな風に成長するか楽しみです。

◇観客に向けてPRコメント
役者を観ていただきたい。
一幕と二幕で、全く違う役柄に果敢に挑戦している姿はスリリングで胸躍るものがあるはずです。

■髙嶋政宏
◇初日が開幕した感想
ほくそ笑んでいる人、真顔でじっと見つめてる人 etc…
このシアターイーストという小空間ですべての観客が自分たちの生き様の目撃者なんだな~と決して大劇場では味わえない一体感に喜びを感じております。汗、唾液が飛びかい、観客の皮フから入りこんでいく。たまりません。

◇観客に向けてPRコメント
おそらくは、今までご覧になった事のないタイプの作品です。1970年終わり、パンクロックムーブメントが生まれた当時のロンドンが仕掛ける奇妙な家族劇。どういうストーリーなんだろう?ではなく、キャラクター1人1人をお楽しみください!

■伊勢志摩
◇初日が開幕した感想
とにかく初日が明けてほっとしていますが、今回は普段私が出ている芝居とはちょっと違います。芝居を固めたり、決めたりせずに挑まなければいけないのです。それが木野さんに言われている大前提なのです。日々新鮮な気持ちでという構えで行かねばならないと思っています。怖いです。

◇観客に向けてPRコメント
舞台は、その時観ておかなければ二度と体験できないものです。
もちろんどんな舞台もですけど。今回は翻訳劇ではありますが、本当にライブ感を大切にしている芝居なのです。今、絶対に観てほしいです。

■三浦貴大
◇初日が開幕した感想
稽古が始まったころは、自分がどうなるのかな…と、ベティとジェリーを演じることができるのか不安でしたが、初日が明けたら、お客さんからの反応があって、できてる・できていないというよりも、自分が稽古でやってきたことが間違ってなかったんだなと思いました。
毎日緊張しっぱなしですが、初日でお客さんが楽しんでくれていたのを感じられたので、全部のステージで楽しんでもらえるようにしなければと、気合を入れなおしました。

◇観客に向けてPRコメント
ストーリー的には、色々な性的な事柄や、時代的な問題も盛り込まれていますが、単純に笑っていい話なので、どんどん面白いところは、笑って頂きたいですね。単純に観て頂いたほうが楽しめると思います。
自分で言うのもなんなんですが、メイクして、カツラかぶったら、僕、そこそこかわいいなと(笑)
やはり、そこを観て頂きたいですね(笑)

■正名僕蔵
◇初日が開幕した感想
無事初日を迎えられてホッとはしていますが、まだまだ公演は続くわけですから、とてもじゃないけど気は抜けません。

◇観客に向けてPRコメント
このお芝居では、8人の役者それぞれに、役の上である種のムチャぶりがされています。そのムチャぶりにそれぞれがどう受けて立っているか、劇場にお越しいただいて、目撃していただけたら、幸いです。

■平岩紙
◇初日が開幕した感想
幕が開き、お客様の反応が一番楽しみでした。小さな空間で繰り広げられる展開を間近で目撃し感じて下さり、お互いの呼吸がわかるほどで「一緒にいる感」がすごいです(笑)
演者とお客様の間に線がないというか。自分も演じてるんだか、ただ生きてるんだか、分からなくなります。スリリングで楽しいです。

◇観客に向けてPRコメント
まるで怪物のような物凄いエネルギーを持つ戯曲だと思います。木野さんの演出のもと立体化された、この舞台は並のテンションでは埋もれてしまうので、こっちからもお茶目に襲いかかる勢いでパワフルに進化してゆけたらと思っています。是非目撃してください。

■宍戸美和公
◇初日が開幕した感想
初日がやってくるのがとても怖かったのですが、お客様の反応をやっと感じることができて、今は少し安心しています。でも、まだまだ課題はあるなぁ。

◇観客に向けてPRコメント
翻訳劇ということで緊張するかも…と迷っている方、大丈夫ですよ。
私たちも客席で観たかった、と思っているんです。楽しんでいただけると思います。

■石橋けい
◇初日が開幕した感想
気が付いたら、初日が終わっていました。まさにクラウドナイン!ハイ状態です(笑)不思議な芝居です。こんな作品に出会える事は、この先も、滅多に無いと思います。観客の皆様が、細かい所までちゃんと聞いて、反応して下さった事が嬉しかったです。観客の皆様が入って初めて芝居は完成するんだなと、思いました。

◇観客に向けてPRコメント
初日を終えた翌日、木野さんが「ここからは固めず、自由に、気持ちを動かして芝居をして下さい」と仰いました。今まで言われた事がありません!せっかくそう言って貰えたんだから、全ステージ、そう出来るよう頑張りたいです!
ぜひ劇場で、このハイな感覚を一緒に体感して下さい!!お待ちしております

■入江雅人
◇初日が開幕した感想
とにかく無事に終わってホッとしました。本当に気の抜けない芝居だけど、攻めの気持ち臨みたいと思います。

◇観客に向けてPRコメント
一幕と二幕で、全然違うタイプの芝居です。二本分楽しんで頂けると思います。アフリカを舞台にした一幕は、まるで大劇場のお芝居を見ているかのようなスケールで、二幕はオフブロードウェイの芝居みたいです。オフブロードウェイの芝居、知らないけど…。たぶんそんな感じです。

モチロンプロデュース「クラウドナイン」
作:キャリル・チャーチル
翻訳:松岡和子
演出:木野花
出演:髙嶋政宏、伊勢志摩、三浦貴大
正名僕蔵、平岩紙、宍戸美和公
石橋けい、入江雅人

■東京公演
2017年12月1日(金)~17日(日)
東京芸術劇場シアターイースト

■大阪公演
2017年12月22日(金)~24日(日)
OBP円形ホール

オフィシャルHP:http://otonakeikaku.jp/2017cloudnine/

<あらすじ>
家長のクライヴ(髙嶋政宏)は、国家と常識を重んじる男らしい父親。だけど時折り襲う嵐のような欲望の奴隷。
その妻ベティ(三浦貴大)は、夫を愛する貞淑な妻であろうとするあまり、夫の友人にも愛情のおすそ分け。
一人息子エドワード(平岩紙)は、父親に認められる強い男になりたい!と願いつつ、夢中になるのはお人形遊び。
“家族が平和であれ”と、全てを見て見ぬふりの祖母のモード(宍戸美和公)。
そこに隣人の、欲望のままに生きるハガネの女ソンダース夫人(伊勢志摩)、一見ワイルドなイケメン探検家ハリー(入江雅人)、男を知らない純情な家庭教師エレン(蔵)が加わり…
理想の自分と現実の自分自身。そのギャップに右往左往しながら暗中模索する、不器用な家族の、バカバカしくも切ない25年間の成長の軌跡。

撮影:引地信彦

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