鈴木亮平『西郷どん』子役を絶賛「顔が似てる。それだけで十分」

ドラマ
2017年12月07日

『西郷どん』 2018年大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合ほか 1月7日(日)後8・00スタート)の試写会が12月6日(水)に行われ、主演の鈴木亮平のほか、鈴木の子供時代を演じた渡邉蒼が登壇した。

 大河ドラマ初出演となる鈴木が、明治維新の立役者・西郷隆盛を演じる本作。鈴木は集まった大勢の報道陣を前に、「この日を迎えるとき、どんな気持ちになるんだろうと撮影前からずっと思ってたんですけど、不思議や緊張とかドキドキがないんです。それは、間違いなく僕の中で自信があるからだと思う。1話を見たら全47話見たくなる作品になっています」と出来栄えに胸を張った。

 1話で鈴木の幼少時代を演じた子役の渡邉は、本作で初めての経験がたくさんできたと語り、「スタッフさんの力、鈴木さんの優しさにいっぱい助けられました。映っていないところも想像して見ていただけたら」とPR。鈴木の印象を聞かれると、「お会いする前に『俺物語!!』を見させていただいて、そのときの鈴木さんは強くてピュアなイメージがありました。実際に会ってみると本当に強くて優しくて、本当の性格って映画を見ても分かるんだなーと思いました」とかわいらしいコメントで会場を笑わせた。

 同席した櫻井賢CPは渡邉の演技について「素晴らしい熱演」と絶賛しており、渡邉の演技に影響を受けたかと質問された鈴木は、「正直、あんまり蒼くんの芝居は見ていなかった」と告白。「もう…顔が似てるんですよ(笑)。それだけで十分かなと思いました。『西郷どん』で描きたいのは成長なので、大人になったらまるっきり違う人間でもいいのかな、むしろ全然違ったほうが面白いんじゃないかなと思いました。見てくださる方の想像力を信頼していいのかなと思っています」と。

 タイトルバックでは、奄美大島で鈴木と渡邉が相撲を取るシーンが挿入されており、鈴木は「視聴者の方が毎回、子供時代の吉之助(西郷)たちを思い出して、そこからストーリーに入っていく作りになっているのがすごくうれしい。子供たちの作ってくれたいきいきとした空気感がドラマに輝きを与えていると思いました」と笑顔。鈴木は撮影裏話を聞かれると、渡邉の毛量が撮影時には今の倍ほどあったと明かし、「(蒼くんは)剛毛らしくて、本人もそれを気にしていたのか、蒼くんがタイトルバックを撮って昼にクランクアップして夕方にみんなで食事に行ったんですけど、そのときにはもう髪を切っていました(笑)」と暴露。渡邉は鈴木の横で照れ笑いを浮かべていた。

 大河ドラマ『西郷どん』は、2018年1月7日(日)スタート。毎週(日)後8・00~8・45放送。全47回。
※初回は60分(後8・00~9・00)の拡大版。