1月4日に放送された『プレバト!!才能ランキング』（MBS／TBS系）が、が番組平均視聴率で関東地区13.5％、関西地区16.4％（いずれも同時間帯トップ）を記録し、2018年も好スタートを切った。さらに他地区でも、名古屋地区17.4％、札幌地区17.6％など全11地区で2ケタ、7地区で16％超の高視聴率を獲得した。（数字はビデオリサーチ調べ）
『プレバト!!』はダウンタウンの浜田雅功がMCを務め、芸能人の隠れた才能を専門家が査定し、ランキングを競う人気バラエティ。4日の2時間スペシャルではTBS系新ドラマ・人気番組出演者による「番組対抗戦」と、名人・特待生だけの「俳句タイトル戦」が行われた。
「番組対抗！俳句査定」では、火曜ドラマ『きみが心に棲みついた』（1/16スタート）チームの吉岡里帆が「本気で行かせていただきました」と意気込むも、5チーム中で4位の凡人査定。作品の「寒空にみくじの花や夢満開」について、俳人・夏井いつき先生は「なぜ凡人はすぐに夢が満開だといいたがるんでしょうねえ。発想が陳腐だからつまらない」とバッサリ。しかし「番組対抗！いけばな査定」では桐谷健太との共作で、負けたら即降格となる梅沢富美男・千原ジュニアの「プレバト!!」チームを撃破し、第1位に輝いた。
そして、名人・特待生だけの俳句頂上決戦「冬麗戦」では俳句最高位・名人7段の梅沢が第3位、名人6段で夏の「炎帝戦」の覇者・FUJIWARA藤本敏史が第2位という結果に梅沢は「なんでフジモンの下なんだよ！最下位のほうがよかったわ！」と不満を爆発。ラストはKis-My-Ft2の横尾渉（名人2段）と千賀建永（特待生2級）の“キスマイ対決”となり、緊張がMAXに達する中、千賀が初のタイトル戦第1位に輝き、「めっちゃうれしい！」のひと言とともに思わずうれし泣きを見せた。
優勝作品の「雪原や星を指す大樹の骸（むくろ）」について、夏井先生は「一語一語出てくる度に光景が少しずつ動きながら、全部読み終わると蕭条（しょうじょう）とした冷たい世界の中に大樹と星とが美しい絵画のように1枚に入っていく。お見事だ。しかもこの五・五・七という調べが美しい緊張感を一句の中に編み出している」と大絶賛。さらに「よく勉強したことを丁寧によくやった（涙）。あんたが泣くからもらい泣きしちゃって。頑張った子はえらい。文句なしの優勝です」と成長ぶりを讃えた。
『プレバト!!』は毎週（木）後7・00より、MBS／TBS系全国ネットにて放送中。
■公式HP http://www.mbs.jp/p-battle/