松平健が「刀」特番で案内役「皆さん命をかけてらっしゃいました」

エンタメ総合
2018年03月16日

『宝刀(たからのかたな)~日本人の魂と技~』 三重テレビ放送制作の特別番組『宝刀(たからのかたな)~日本人の魂と技~』の制作発表会に、番組の案内役を務める松平健が出席した。

「刀剣女子」という言葉も誕生するなど、ブームとなっている刀。番組では、武器としてだけではなく、鑑賞としての刀、奉納品としての刀、歴史を語る刀など、さまざまな角度から刀に迫り、日本人の魂と技を紹介する。

 三重テレビ制作の特別番組への出演は、今回で3回目となる松平。『暴れん坊将軍』シリーズでも知られる松平だけに、「刀にはもともと興味があった」という。「撮影では劇用の刀でしたが、今回は本物の刀を見られるということで、大変興味深くお仕事をさせていただきました」と撮影を振り返る。

 旅の案内役を務める松平は、伊勢神宮や熱田神宮でのロケにも参加。「歴史的なことや、刀が神社に奉納される意味や、いろいろなことが勉強になりました。身の引き締まるというか、心の洗われる思いがいたしました」と。

 1つの刀を作るのに、何人もの職人が関わっていると知って驚いたという松平。刀剣博物館(東京)では、刀のはばき(鞘内で刀身を固定するもの)職人にも話を伺ったそうで「『暴れん坊将軍』を観ていた、と感激していただきましたけども(笑)、それぐらいいろんな人が関わって刀が出来ているんだなと非常に勉強になりました。皆さん命をかけてらっしゃいました。これからも大変楽しみにしています」とメッセージを送った。

 この日は、番組で脚本を担当する千種清美氏も出席。「武士がいなくなってから140年。なぜ今また刀が脚光を浴びているのか、そういう思いもあって番組を進めております。刀を知ることは、歴史を知ること。多様なところからご紹介したいと思います」とPRした。

『宝刀(たからのかたな)~日本人の魂と技~』(全10回)
放送局:三重テレビ放送
放送期間:2018年4月~2019年1月

放送日時:毎月第4土曜日 後9・00~9・55
※再放送 毎月第3土曜日 後9・00~9・55