「シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察」ダーティーなセクシー警察官を演じるジェニファー・ロペスの魅力に迫る!

エンタメ総合
2018年04月04日

165910_01_R FBIの極秘ミッションで、NY市警の敏腕美人刑事が自らのチームへ潜入捜査する姿描くTVシリーズ「シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察」。2016年1月からの米NBC放送で高視聴率を獲得した話題作のDVDがリリースされた。

 舞台はニューヨーク市ブルックリン。ジェニファー・ロペス演じる市警64分署の女性刑事ハーリーは、ベテラン刑事ウォズをリーダーとするチームに所属。ウォズは犯罪地帯に平和をもたらすいっぽうで、裏で犯罪組織とつながり、チームは組織からのワイロを山分けしていた。ある日、FBI汚職防止特捜班のスタールの罠にかかったハーリーは、ウォズを捕まえたいスタールによって自分のチームをスパイするよう強制される。刑務所に送られるか、“家族”同然のウォズと仲間を裏切るのか。ハーリーは選択を迫られ、命がけの綱渡りを続ける。

本作が、約20年ぶりのTVシリーズ・レギュラーとなるJ.Lo(ジェイローことジェニファー・ロペス)。彼女のイメージというと、ゴールデングローブ賞 最優秀主演女優賞ノミネートを果たした『セレナ』での初々しいかわいらしさや、2000年代初頭にロマンティック・コメディ映画に出演していたころのラテン系のエキゾチックな美しさとチャーミングなかわいらしさが混在した女優というのが真っ先に思い浮かぶ。本作では、そのイメージから大きなスタイル・チェンジを果たしている。波ウェーブでクールなヘアスタイルに、ジャケットの下には胸元が広く開いたシャツなどを合わせたスーツファッションが似合うダーティーでセクシーな刑事役がどハマりしている。男を手玉に取るなんて朝飯前で、すっかり美魔女なんて言葉がピッタリのセクシーな濡れ場から、男勝りに拳銃をぶっ放すなどアクションシーンをほぼスタントなしで演じていて、「今までのJ.Loはどこにいったんだ?」とも思えるシーンが満載。そのいっぽうで、ハーリーに好意を寄せる地方検事を玄関の前で誘惑するシーンでは、彼女が見せるラブコメ出演時の往年のかわいらしさにニヤリとさせられる。

番組公式Twitterでは“Queen(女王様)”と呼ばれ、実生活では恋多き女でもあるJ.Lo。愛する高校生の娘に手を焼きながらも恋多きシングルマザー、仲間と汚職に手を染める女刑事、そしてFBIへの情報提供者という3つの顔を持つ複雑な役柄に体当たりで挑んでいる。そんなさまざまな立場で苦悩するハーリーに女性は共感できることだろう。しかし本作では、警察内で上司のウォズと新人刑事の部下に挟まれ、外部からはFBIの無理難題に悩まされるというハーリーの姿に、思わずサラリーマン的な中間管理職のつらさを想像させられて、世のサラリーマン男性も思わず苦笑いと共に共感させられるに違いない。こんな同僚が隣のデスクで溜息ついたら、「今夜飲みに行くか!」なんて声をかけて、愚痴でもなんでも聞いてあげたくなる!

警察の裏の姿であるさまざまな闇と、放っておけないJ.Loの姿を描く本作を、お楽しみに!

<作品情報>
「シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察」
4月3日(火)DVDリリース・レンタル同時開始
価格:6,800円(税抜)・全13話
■公式サイト:www.shadesofblue-tv.jp
■予告編:

©2016 Universal Studios. All Rights Reserved.