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片岡鶴太郎主演“終着駅シリーズ”Pが語る牛尾刑事の魅力

©テレビ朝日

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 片岡鶴太郎が主演するテレビ朝日系“終着駅シリーズ”の最新作『殺意を運ぶ鞄』が、4月22日(日)午後9時から放送される。2時間刑事モノの王道とも言うべき本シリーズの魅力を、佐藤凉一プロデューサーが語った。

 原作は、作家・森村誠一氏。主人公の牛尾刑事は同氏が1987年1月に刊行した「駅」で初登場し、今年で30周年を迎えた。『殺意を運ぶ鞄』は、その記念作という位置づけ。佐藤プロデューサーは1990年放送の第1作から、異動で離れた約4年間を除いてほぼすべての作品に携わってきた。

「この『終着駅シリーズ』は事件に関わる人々の人生を掘り下げて描き、最後に牛尾が“救い”を渡す、というドラマ。本作もそれが非常に色濃く映し出された内容で、30周年の節目にふさわしい作品になっています」と説明する佐藤プロデューサー。今作で牛尾刑事が挑むのは“鞄の取り違え”から起こる殺人事件で、「日常生活で起こりそうな出来事がきっかけとなって人生が大きく変貌していくストーリー。鞄の中身が違えばまた違うドラマになったかもしれません。とにかく、市井に生きる登場人物たちをきちんと描いた面白いストーリーだと思います」と胸を張る。

 本シリーズが長く愛される理由については「やはり“人間を描く”という、一貫した視点が受け入れられているのだと思います。橋本綾さんをはじめ、脚本家の皆さんの人間をとらえる目は鋭く、僕らには想像もつかないストーリーを毎回、構築してくださいます」とライター陣に感謝。加えて「あとは、牛尾刑事のキャラクターですね! 牛尾はとても実直な刑事で、ほかには何のとりえもない男なんですよね(笑)。超人的な能力があるわけでもなく、特にこだわりを持つような“変人”でもない。ただただ真面目に靴底をすり減らして真実を求める、オーソドックスな刑事なんです。視聴者の皆さんは、そんな普遍的な存在として牛尾を愛してくださっているのではないでしょうか」と分析した。

 その牛尾刑事を演じる鶴太郎は、初代・露口茂さんの後を継いで第5作より登板した。佐藤プロデューサーによれば「脚本をお渡ししたときに『今回の“ホン”も面白いね!深いね!』という会話はしますが、実は、撮影中に作品について語り合うことはあまりない」そうで、「ご本人はあまりおっしゃいませんが、牛尾を演じることによってご自身の生き方などにも感じるところが多々あったのではないかと思いますね」と推察する。

 今後の展望を聞かれると「人間ドラマを描くのが原点の企画なので、プロデューサーとして関わっていて、この作品はすごく面白いんです。池広(一夫)監督も『終着駅シリーズはライフワーク』と常々おっしゃっていますので、その“熱い思い”には、これからもプロとしてきちんとお付き合いしていきたいなと思っています」と意欲を見せた。

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