向井理、現代と異なるそろばんに苦戦『そろばん侍 風の市兵衛』5・19スタート

ドラマ
2018年05月14日

『そろばん侍 風の市兵衛』 5月19日(土)スタートの土曜時代ドラマ『そろばん侍 風の市兵衛』(NHK総合)の試写会が東京・渋谷NHK放送センターで行われ、向井理、原田泰造、村川絵梨が登壇した。

 本作は、向井理演じる清貧を旨とする無欲の侍・唐木市兵衛が、得意のそろばんで武家、大店などさまざまな家を渡り、風のようにしなやかな剣で悪を退治していく新感覚時代劇。3回をひとくくりとした3部構成のドラマとなっている。

 向井は市兵衛を演じるに当たり、指導の先生にそろばんを習い、撮影に挑んだことを明かし、「タイトルにもなっているそろばんに関しては、現代のそろばんと珠の数や計算方法が異なったり、結構なスピードでやらなくてはいけなかったのでとても苦労しました」とコメント。

 原田は「お父さんにドラマ出ないのと聞かれたので、『風の市兵衛に出るよ』と伝えたところ、原作を十何巻まで読んでいたようで。『鬼渋(渋井鬼三次)やるんだ』って言ったら、『すごいね』って今までで一番褒めてくれました」と話し、会場を沸かせた。

 第1部のゲストとして出演する村川は、「台本に脚本家の方から『凛とした表情で』などの指示が書かれていることが多く、こだわって書いてくださった役なんだなと感じ、所作の先生と相談しながら臨んだ」と打ち明けた。

また、久しぶりの共演となった向井に対し、「家族を持って、お子さんが生まれて、丸くなりましたね(笑)。昔のトゲトゲしい感じがなくなった」と明かすと、「前の現場でもそんなことなかったでしょ(笑)」と向井もすかさずツッコミを入れ、会場が笑いに包まれた。

土曜時代ドラマ『そろばん侍 風の市兵衛』
NHK総合
5月19日(土)スタート
毎週土曜 後6・05~