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生田斗真&瑛太「次はもっとポップな作品がいい」瀬々敬久監督の提案を却下

映画「友罪」 映画「友罪」の公開記念舞台あいさつが行われ、生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子、瀬々敬久監督が登壇した。

 本作は、少年犯罪を取り巻く人々を繊細に書き続ける薬丸岳原作の映画化。赦しのない罪に問われた者たちの過去と現在が交差していき、やがて衝撃の真実へとたどり着くヒューマンサスペンス。

 公開を迎え、生田は「賛否両論ある映画だと思うので、早く皆さんの意見や感じたこと、思ったことを聞きたい」と心境を明かした。瑛太も「たくさんある日本映画の中、この映画を選んでくださりうれしい気持ちでいっぱい。現場でも、こういったキャンペーンでも斗真と一緒にいると、なぜか天気が崩れて。大阪では土砂降りで、名古屋では駅に着いた瞬間に雨粒が窓に垂れて…。斗真に近づくと雨が降るんです(笑)」とあいさつし、会場を笑いに包んだ。

 医療少年院で瑛太演じる鈴木の母親代わりとなった白石を演じた富田が「静かに進んだ撮影だったんですが、途中から雨が降ってきて。今思えば、あの雨は生田さんの影響だったのかな」と笑った。

 鈴木に思いを寄せる美代子を体当たりで演じた夏帆は、役柄について「私自身が美代子という女性を受け入れることができるのか、すごく悩みました」と告白。「だからこそ演じてみたいと思いましたし、興味深い題材であったりとか、瀬々さんとご一緒したいという好奇心のほうが勝って、覚悟を決めて受けました」とオファーを受けた際の気持ちを明かした。

 生田演じる益田の元恋人で週刊誌記者・清美を演じた山本が「現場では気さくに話しかけてくださっていたんですが、編集部でのシーンはテスト時からピリッとした空気感を作られていて。すごく圧倒されました」と生田の印象を明かすと、「古舘寛治さんにつかみかかるシーンだったので、気持ちもグッと上がっていたから。…なんか役者ぶっちゃって(笑)」とおちゃめに当時を振り返った。

 人を殺した息子の罪を背負う山内を演じた佐藤は、生田と瑛太の印象を聞かれ「役者に対して『頑張ってました』というのは、すごく不遜で失礼だと思うんですが。2人は役を自分の中に1回入れて、吐き出す瞬間の吐き気みたいなものを重々分かって吐き出してるんじゃないかな、と完成したものを見て思いました」と。これを受け、生田は「浩市さんは撮影が終わられても、現場にずっと楽しそうに残ってて。ずーっとうろうろしてるんですよね(笑)。そんな映画の世界で生きてこられた方とご一緒できてうれしかったです!」と。瑛太も「達成感というものはないですが、吐き出すことはできました。暴力シーンを受けることが多かったんですが、奥野瑛太さんがアクションへたくそで(笑)。本番でパンチが当たったりとか、首絞めてビンタされたりとか…。そういったところでの吐き気はありました」と笑った。

 次に生田と瑛太の共演で映画を作るなら?と聞かれた瀬々監督は「ショーン・ペンの『デッドマン・ウォーキング』が好きなので、立場を逆にして死刑囚の生田さんを見る拘置所の刑務官を瑛太さんにしたい」と野望を明かしたが、生田が「ありがたいんですけど、『次やるならもうちょっとポップなものがいいね』って2人で話してました」とやんわりと提案を却下する場面も。

 最後に生田が「この映画にたくさんの願いや光を込めました。その願いが皆さんに届けどいいなと思いますし、特に日本の社会を支えていくような若い世代の方々にご覧になっていただいて、『友情とは何か』を議論するきっかけになってもらえたら」とメッセージを送った。

映画「友罪」
全国ロードショー中

©薬丸岳/集英社 ©2018映画「友罪」製作委員会

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