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シャアからの手紙にセイラも涙「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」フィナーレ舞台挨拶

173738_01_R『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』アニメシリーズ最終話「誕生 赤い彗星」がに劇場上映最終日を迎え、シャア・アズナブル役の池田秀一さん、アムロ・レイ役の古谷徹さん、セイラ・マス役の潘めぐみさんがフィナーレ舞台挨拶に登場した。

 1979年TV 放送された、日本ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』。そのキャラクターデザイン・アニメーションディレクターの安彦良和が手掛けた、累計発行部数1,000 万部を誇る大ヒットコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメシリーズ。

一年戦争――『機動戦士ガンダム』の物語で描かれる、ジオン公国が地球連邦軍に対し宣戦布告した独立戦争に、ついに突入する。
その一年戦争の始まり、ルウム宙域での開戦「ルウム戦役」を全2話で描いていく『ルウム編』、全4 話構成の『シャア・セイラ編』から続く通話として、イベント上映形式にて「第5 話 激突 ルウム会戦」が昨年9月に劇場上映された。そして今回、「第6 話 誕生 赤い彗星」をもってアニメシリーズはついに完結した。

シリーズ最終話が最終上映ということもあってファンで賑わう場内に、メイン3人の声優がそれぞれ登場。会場からは、歓声とともに惜しむ声も聞こえた。

主演の池田は「何回も見てる方もいるそうで、最終回も来ていただきありがとうございます」と挨拶。続いて古谷が「本日はたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。聞くところによると(古谷さんが同じく声優を務める)『劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人』よりも公開館数は少ないが、座席に対する人口密度が上だと聞き、こんなにうれしいことはない!」と言うと、会場からは拍手が上がった。

スクリーンに過去の「ガンダム ジ・オリジン」シリーズの年表を投影しながら、第一話「青い瞳のキャスバル」を振り返り、池田は「第一話のアフレコは約30年前の『ファーストガンダム』の様子を思い出しましたね。ですが、最初はセリフが二つ三つほどで、割と少なくて暇でしたね(笑)。 徐々に主役って大変だなとアムロの気持ちを感じました」と当時を思い出した。すると古谷から「昔から自分が主役だと思っていたじゃないですか!」とガンダムのメインキャラ、シャアとアムロを意識するツッコミを入れ、会場には笑いが。

第一話の初日舞台挨拶を思い出し、古谷は「僕がいないときに池田さんは何を言うのかな、と気になって舞台挨拶を見に行きましたね」と当時、観客に混ざってこの人同じ劇場で2階から鑑賞していたエピソードを披露。それを知った池田が舞台挨拶中に「アムロが来ているなら喋ってもらわなきゃ、ノーギャラだけど喋ってくれるのかなと思い呼びかけましたね(笑)」と当時のサプライズを振り返った。そのときに安彦総監督から「第二話でアムロも出てきますから、お願いしますね!」と言われ、第二話で出てくるアムロは8歳なので、自身では出来ない、オーディションで別の方がすると思っていたが古谷は思わず「やります!」と答え、8歳を演じることになったという。若いながら今シリーズに参加することになった潘は「(潘の母親も声優で『ファーストガンダム』のアニメに参加しており)ガンダムは血のつながりを感じる作品なので、とてもご縁を感じました」と語った。

第二話「悲しみのアルテイシア」を振り返って、当時開催された東京国際映画祭のオープニングイベントで富野由悠季、安彦良和、大河原邦男、GACKTと共にレッドカーペットを歩いたそうで、池田は「(シャアのイメージカラーが赤のため)、同じ赤だったので得意でしたね、やっと私の時代が来たかと感じました(笑)」と振り返る。当時、同じく参加していた潘も「レッドカーペットは一生に一度歩けるかどうかだと思います。生まれ変わっても、レッドカーペットを再び歩けないだろうと、当時は緊張で震えてましたね」と語った。

第三話シャアとガルマとの出会いが描かれた「暁の蜂起」を振り返って、「二話~三話と若い時代のシャアを演じられていかがでしたか?」という質問が。池田yは「(ガルマ役の)柿原くんが役と同じように“坊や”なので、とてもやりやすかったです(笑)。特別な役作りなく、役と同じように接せられたので、相手に恵まれて、本当に良かったですね」と語り、新しい若手の声優陣との交流も楽しかった様子だった。

第四話「運命の前夜」の上映前に行ったプレミア上映会では、東京オペラシティにてこれまでを振り返る朗読と、四話の先行上映を行った。潘は「実は第四話は(潘が演じた)セイラは出てこないのですが、イベントに参加させていただき、森口博子さんに主題歌を歌って頂いたのが、とても印象的でしたね」と語った。池田も当時を思い出し「生で朗読を行うのは、緊張感あり怖かったですが、それが気持ちよくてとても良かったですね」とほかのイベントと違う魅力あるものだったと感慨深い様子。
この第四話で出てくるララァ・スンに対し、池田が「いろいろ思い出しますが、(潘の母親は以前でララァ役の声優を努めていたこともあり)若いララァは良いですね(笑)」と言うと会場からは笑いが。それに対して、潘は「家に帰っても、母には報告しないでおきますね」と返した。

第五話「激突 ルウム会戦」では、『ファーストガンダム』から出演しているギレン・ザビ役銀河万丈、カイ・シデン役古川登志夫と舞台挨拶を行った。当時を思い出して、池田は「男ばっかりで女っ気がなくて…つまらなかったなぁ(笑)。作品中で役同士のお付き合いがないので、とても新鮮で面白かったですね」と語る。谷口は「皆さん、懐かしさありながら緊張感があり、すごかったですね」と、当時を振り返っていた。また、古谷は「このときにオーディオコメンタリーを録ったのが、すごく懐かしく感じて楽しかったですね。あれはブルーレイ特典なので、まだ見たことない方は、ぜひ、見ていただきたいです」とアピールした。

最後の締めの挨拶では、谷口が「3年間お付き合いいただきありがとうございます。さまざまな方から続編を期待されますが、とりあえずお休みさせていただければと思います。力を貯めて、また皆さんにお会いできればなと思います」とコメント。潘は「ガンダムに携わらせていただくなんて、本当に遺伝子、運命を感じました。長く応援して頂きましたファンの方もありがとうございました!きっとこれが最後じゃないと思いますので、またいつかお会いできるのを楽しみにしてます。池田さんと兄弟を演じることになるなんて、(池田さんに対し)兄さん守っていただきありがとうございました! 」とシリーズを振り返り、感慨深く涙する場面も。

古谷は「やはり、アムロが主役のガンダムがやりたい、見たい、という思いはあります(笑)。ジ・オリジンのシリーズは一旦終わりますが、来年40周年を迎えるガンダムに向けて、えらい人の気持ちが変わるんじゃないかと期待したいと思います!皆さま、ありがとうございました」と期待を口にした。

池田は「アニメシリーズから40年余りシャアを演じていて、ジ・オリジンと出会い、シャアの若き頃を演じて、私の知らないシャアにも出会いました。そして、今日はシャアからメッセージを預かっておりまして…(シャアの声で)『赤い彗星誕生の物語、最後までお付き合いいただき感謝する。私は今、宇宙の闇の淵で、君たちを静かに見守っている。いつの世も日常は容赦なく時を刻み、目の前に立ちはだかる。…が…。賢明な君たちのことだ。必ずやそこに何かを見出し、見事に生きのびることを私は期待している。勝利の栄光を君に!! シャア・アズナブル』 」と伝え、会場からは鳴りやまぬ大きな拍手が沸き起こった。
最後には会場とファンと一緒に池田の掛け声で「『シャア行きます』と始まり『ジーク・ジオン!』」の合唱。会場は一体となり、シリーズ最後のフィナーレを迎えた。

<商品情報>
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星』
通常版Blu-ray & DVD 7月13日(金)一般発売
公式サイト:http://gundam-the-origin.net

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