金井浩人、池脇千鶴らに拍手喝采!映画『きらきら眼鏡』上海映画祭でプレミア上映

映画
2018年06月18日

映画『きらきら眼鏡』 映画『きらきら眼鏡』が第21回上海国際映画祭のパノラマ部門に出品され、W主演の金井浩人、池脇千鶴と共演の安藤政信、犬童一利監督が舞台あいさつに登壇した。

 本作は、森沢明夫の同名小説を犬童一利監督が映画化。新人の金井浩人と池脇千鶴がダブル主演を務め、恋人の死を乗り越えられず苦しむ主人公、余命宣告を受けた恋人を持つヒロイン、そしてヒロインの恋人との触れ合いや心情を中心に、死生観と恋愛観を織り込みながら主人公の成長を描く人間ドラマ。

 会場で他の観客と共に作品を鑑賞していた金井、池脇、安藤と犬童監督。上映が終了すると同時に800席にものぼる観客席からは大きな拍手が沸き起こり、4人が舞台上に上がっても惜しみない拍手が送られ続けた。

<コメント>
■犬童一利監督
「二年前『つむぐもの』で出品した時の映画館よりも、大きなところでたくさんの方に観て頂けてうれしいです。前の作品は生きることと死ぬことがテーマで、今回はさらにそれに愛が加わって、それがひとつの大きなテーマになっています。素敵な役者の皆さんと作りあげられてよかったです」

■金井浩人
「全部のシーンが印象に残っていて、全部の時間を立花明海という人間として生きていました。自分自身と役柄との間に境はなくなったように演じていたので、忘れられないかけがえのない時間になりました」

■池脇千鶴
「観に来てくださってありがとうございます。私はこの映画が大好きなのですが、この温かい気持ちは届いていたならうれしいです」

◇特に思い入れのあるシーンは?
「全部のシーンに思い入れがありますが、特に裕二さん(安藤政信)との最後のシーンで、柔らかく見送ってあげたい気持ちと、でも本当は揺さぶって抱きしめて生き返らせたい気持ちがぶつかりました」

■安藤政信
「皆さんにお会い出来て光栄です。限られた時間を与えられてからのスタートだったので、1シーン1シーン大切に演じました」

◇今まで演じた役柄は死ぬことが多かったですが、今回はどのように演じましたか?(ファンからの質問)
「自分が演じる役の、死亡率の高さに驚いていますが、自分が出演するときはまたいつ自分が死ぬかと思いながら演じたりしています(笑)でも今回は頑張って生きる役なので、今まで演じてきたキャラクターとは違うので(笑)」

『きらきら眼鏡』
9月7日(金)TOHOシネマズ ららぽーと船橋にて先行公開
9月15日(土)有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー

配給:S・D・P
公式サイト:https://kirakiramegane.com/movie.jp

©森沢明夫/双葉社©2018「きらきら眼鏡」製作委員会