世界で3人だけの“戦闘機カメラマン”徳永克彦の神業に迫る!『情熱大陸』7・15放送

エンタメ総合
2018年07月14日
©MBS
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 7月15日(日)の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、世界中の航空写真家の頂点に君臨し続ける徳永克彦に密着する。

 高度1万メートルの上空をダイナミックに飛び回る戦闘機やアクロバット機を誰よりも美しく撮る航空写真家の徳永は、一般的な地上からの撮影ではなく、自らも戦闘機に同乗。「空対空」でシャッターを切ることが許された世界でも3人しかいないカメラマンの1人で、一瞬の美をとらえるその技術は“神業”と称賛され、各国の空軍や企業から仕事のオファーが絶えない。

 徳永の真骨頂は“飛ぶ前に撮影は終わっている”とも言われる入念な準備。機体の飛行特性を知り尽くしたうえで速度・高度・太陽の位置に旋回の重力、さらには背景となる地形や建物の角度まで徹底的に予測し、飛行機の流麗なフォルムをより力強く、美しく表現できる「最高の一瞬」をファインダーの中に作り出している。

 まさに“居合い抜き”のようなワンショットで、誰も見たことのない画期的なアングルを生み出す徳永には、普段は保守的な戦闘機乗りたちも絶大な信頼が寄せているという。

 番組では、時に音速を超えるスピードで駆け抜ける戦闘機を撮影するために、過酷な重力に耐えながらひたすら狙いを定める“空撮職人”の仕事ぶりに密着。急上昇・急降下・横転・宙返りで9Gにもなる重力の中で、いかにして奇跡の一枚が生み出されるのか。スイス・フランスの大空で繰り広げられる「空対空撮影」の神髄に迫る。

<徳永克彦プロフィール>
1957年東京生まれ。中学生で飛行機の魅力にハマり、1978年アメリカ空軍T-33A同乗以来、世界各国の空軍機の「空対空撮影」を中心に取材活動を続ける。軍用機に同乗撮影が許可されているカメラマンは、世界でも3人だけという。これまでに45カ国で空軍や海軍、航空会社の公式撮影の仕事を行い、搭乗時間は2000時間を超える。写真集「蒼空の視覚 Super Blue3」(廣済堂)「進化した魔鳥たち―蒼空の視覚スペシャルコレクション」(ソニー出版)ほか航空に関する書籍多数。カメラを置くと実は取材で訪れる世界中の女性に優しいロマンスグレーな一面も。

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