ギター初挑戦の中山優馬、腕前を松岡充&中村雅俊が大絶賛!鴻上尚史作「ローリング・ソング」初日

エンタメ総合
2018年08月11日

183449_01_R 鴻上尚史の作・演出による新作オリジナル音楽劇「ローリング・ソング」が8月11日(土)より上演。中山優馬、松岡充、中村雅俊のトリプル主演となる本作の公開ゲネプロが行われた。

 夢に翻弄される20代、40代、60代の三世代の男たちの物語。鴻上の舞台に出演することを熱望していたという中山は「このような役を頂いて本当に楽しみです。早く皆さんに見てほしいです」と喜びを。また稽古中の印象を「すごいスピード感で最初進んでいったので圧倒されましたが、本当に楽しく過ごしました。稽古場に行くのが楽しみでした」と充実していた様子。

 元ロッカーで今は納豆売りを営む40代という役を演じる松岡は作業服姿で登場。鴻上は「この格好で全部終わるわけない。14年前に一緒に舞台をやったときに、まっちゃん(松岡)から“とにかく僕は落差が好きなんです”と言われて。次に芝居するときは落差にしようって話してたので。今回ここからどこまで変わるか楽しみにしてください。俳優・松岡を見てほしい」と松岡の役について語った。

 ロッカーを目指すバンドマン役の中山は「ギターにも挑戦させていただいたので、お二人に教えていただきました」と言うと、鴻上は「優馬がギターを弾き出すと、2人が寄ってきてね、違うんじゃないかそこはとか、そのリズム違うじゃないとかね、うるさいんですよ(笑)」と。それに対し松岡は「(中山は)すごいまじめで努力されるんで。この顔だったら努力なんかしなくてもいいのに、すごく努力していました(笑)。すごいうまいです、びっくりすると思います」中村も「初めてとは思えないほどうまい。すごいです」と2人からもお墨付き。

 最後に中山は「本当に演じていてても楽しいお芝居ですし、稽古場でも笑いがたえませんでした。今日から皆さんに見ていただけるのでうれしい気持ちでいっぱいです。この作品を見た後はご飯がおいしいと思います。あと寝るときにあー楽しかったなと思い出すそんな作品だと思います」、松岡は「お芝居なんですけども、本当に自分の心をちゃんと動かしながらつむいでいくお芝居なので、本当に毎日毎日いっぱいいっぱい精いっぱい稽古を積んで今日幕が開きます。今日この芝居を見た後、ご飯がおいしく、さらに納豆がおいしく感じられると思います。ぜひご来場ください」、中村は「やっぱりどんなにすてきな舞台も歌も、見てもらはないと、聴いてもらはないと始まらないということなので、ぜひ足を運んでもらいたいです」、鴻上は「見ていただいて生きていく元気、エネルギーを与えられる作品になっていると思います。お時間がありましたらぜひ劇場でお会いしましょう」とそれぞれPRした。

ローリング・ソング

作・演出:鴻上尚史
作詞・音楽監修:森雪之丞
出演:中山優馬、松岡充、中村雅俊、森田涼花、久野綾希子

8月11日(土)~9月2日(日)東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
9月5日(水)~9月6日(木)福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール
9月14日(金)~9月16日(日)大阪・サンケイホールブリーゼ