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等身大のロバート・キャパと感動の写真展開催

ロバート・キャパ 1951年 ルース・オーキン撮影 東京富士美術館蔵 (c)International Center of Photography / Magnum Photos

 戦争写真家として知られるロバート・キャパの生誕101年目の今年、その親しまれた作品と彼の等身大に迫る写真展「101年目のロバート・キャパ-誰もがボブに憧れた」が、3月22日(土)から、東京都写真美術館(東京・恵比寿)で開催される。

「ボブ」の愛称で親しまれ、戦場以外でも数々の人間ドラマを記録し続けてきたキャパの真骨頂ともいえるユーモアや生きる喜びが表れた知られざる作品を中心に独自の作品構成。孤児にほほ笑みかける兵士や、戦車の上で鼻をほじる男の子など、戦時に訪れた安らぎの一瞬を捉えた作品に加えて自ら結婚を望んだ恋人ゲルダ・タローを写した作品なども紹介。また、死の直前まで愛用していた「最期のカメラ」や、そのカメラを使って撮影した最後の写真(ポジデュープフィルム)、バンコクから母ユリア宛てに書いた最後の手紙など貴重な資料も公開。等身大のボブ・キャパを紹介するこれまでにはない機会であると同時に、今も多くの人を引きつけてやまない彼の人間性にも焦点を当てた展覧会。

 キャパの生誕から1世紀を超えた今、非人間的な動乱の中で、悲しみと情熱を胸に20世紀を人間らしく生きた等身大の男性としてボブをたっぷりと振り返る展示会をお楽しみに。

【展覧会の見どころ トピックス】
1932年のトロツキー撮影から約22年間、キャパが生きた時代を作品で概観し、ノルマンディー上陸作戦など、戦争写真家としての代表作を紹介。一方で「ボブ」という愛称で親しまれたキャパは、戦場と化した町や村で人々の人間性を取り戻した一瞬も撮影し続けており、ジープに寄りかかって編み物をする女性兵士や、戦車の上で鼻をほじる男の子など、戦渦に生きる人々なども心を揺さぶられる作品。また交友関係も多彩だった彼は、ヘミングウェイやピカソなど、彼を取り巻いた友人や、終戦間際に恋に落ちた女優イングリッド・バーグマンなど女性たちの肖像作品も撮影。唯一自ら結婚を望んだとされる恋人ゲルダ・タローがベッドで眠る写真は日本初公開。
さらにキャパの肉声が聞けるのも見どころ! 昨年ICPで見つかった、戦前にラジオ出演した際の音声を、会場音声ガイドに一部再録。スペイン内戦や、スタインベックとの旅行などについて語っている。

「101年目のロバート・キャパ―誰もがボブに憧れた」
会期 2014年3月22日(土)~5月11日(日)
会場:東京都写真美術館 地下1階展示室(東京・恵比寿ガーデンプレイス)
休館日:毎週月曜日(ただし4月28日と5月5日は開館)、5月7日(水)
開館時間:午前10時~午後6時(木・金は午後8時) 入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般1,100円、学生900円、中高生・65歳以上700円
問い合わせ:東京都写真美術館 03・3280・0099
公式サイト(http://www.capa101.jp

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