スカート、世武裕子が大泉洋主演『そらのレストラン』に楽曲提供

映画
2018年09月17日

映画『そらのレストラン』 大泉洋主演映画『そらのレストラン』の主題歌をスカート、挿入歌を世武裕子が担当することが決定した。

『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』に続く北海道映画シリーズ第3弾となる『そらのレストラン』は、北海道道南にある“せたな町”を舞台に、海が見える牧場で育まれる<チーズ>と<仲間>の物語。これまでのシリーズすべてに出演する大泉洋が今回も主演を務め、チーズとさまざまな食材が仲間と家族の心をつなぎ、絆を強めていく様を描いた心温まる人間ドラマ。大泉のほか、本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和、風吹ジュン、小日向文世が出演し、深川栄洋監督がメガホンを取る。

 主題歌は、シンガーソングライターでありバンドであるスカートが、本作のために書き下ろした「君がいるなら」。北海道の豊かな自然、大空の青と大地の緑が感じられるような爽やかな楽曲で、今年8月に北海道・蝦夷で行われた音楽フェス「ライジング・サン」でいち早く披露された。スカートは主題歌のほか、挿入歌として「花束にかえて」も提供している。

 もう1曲の挿入歌は、数多くの映画音楽を担当し、テレビドラマやCM音楽も幅広く手掛けながら、ピアノ演奏・キーボーディスト、そしてシンガーソングライターとしても活躍する世武裕子の「Bradford」。ピアノの弾き語りにフランス語の歌詞が心地よく響く「Bradford」は、世武の曲を物語の転換のポイントにしたいという深川栄洋監督の意向をくみ取って提供された楽曲となっている。

<大泉洋 コメント>
映画『そらのレストラン』の最後で、美しい北海道の景色と、清々しい物語のラストにのせてこの主題歌がかかった時に、本当に幸せな気持ちになりました。ワクワクするようなイントロから、スカート・澤部さんの優しい声が聴こえてきたとき、初めて聴くのになぜか懐かしい気持ちになる不思議な曲でした。この映画と一緒にたくさんの方に聴いてもらいたいです。

<スカート 澤部渡 コメント>
エンディング「君がいるなら」の打ち合わせ時のメモに「映画は終わるが物語は続く」「これからの暮らしを描く」と書いてありました。それもあってかいつものスカートの音楽よりもグッと明るくなったと思います。その背中を押してくれた本作に感謝しています。挿入歌「花束にかえて」はその反対、今までのスカートがやってきたことを一番いい形で出せたと思っています。映画では映画サイズが使われていますが、とにかく自信作です。『そらのレストラン』に書き下ろした2曲はスカートにとって大事な曲になりました。

映画『そらのレストラン』
2019年 正月第二弾 全国ロードショー

<ストーリー>
北海道せたなで暮らす亘理(わたる)と妻のこと絵と一人娘の潮莉(しおり)。彼は父親から引き継いだ海が見える牧場で牛を育てながらチーズ工房を営んでいる。しかしチーズ作りはまだまだで、厳しい師匠に怒られてばかり。そんな亘理には気の会う仲間たちがいて日々助け合いながらも楽しく過ごしていた。そこに東京からやって来た牧羊を営む若者神戸も加わり、それぞれの生産する食材を持ち寄り「おいしい」を共にしていた。そんなある日、彼らの食材を目当てに札幌からやって来た、有名レストランのシェフによって自分たちの食材がさらにおいしくなることに感動し、この感動をもっと多くの人たちに届けたいと、仲間たちみんなで一日限りのレストランを開くことを目指す。

<キャスト>
大泉洋 本上まなみ 岡田将生
マキタスポーツ 高橋努 石崎ひゅーい 眞島秀和
風吹ジュン 小日向文世

<主題歌>
「君がいるなら」スカート
作詞・作曲:澤部渡(PONY CANYON)

<挿入歌>
「Bradford」世武裕子
作詞・作曲・編曲:世武裕子(PONY CANYON)

「花束にかえて」スカート
作詞・作曲:澤部渡(PONY CANYON)

<スタッフ>
監督・脚本:深川栄洋
脚本:土城温美
音楽:平井真美子
製作:『そらのレストラン』製作委員会
企画:クリエイティブオフィスキュー
製作プロダクション:アットムービー
配給:東京テアトル

公式サイト:http://sorares-movie.jp/

©2018「そらのレストラン」製作委員会