行平あい佳、母・寺島まゆみとのトークショーに照れ「私の奴隷になりなさい第2章」

映画
2018年09月18日

188781_01_R 壇蜜主演で大ヒットを記録した映画「私の奴隷になりなさい」の続編「私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください」の公開記念トークイベントが都内で行われ、ヒロイン・行平あい佳、城定秀夫監督のほか、行平の実母で、1980年代に“にっかつロマンポルノ界の聖子ちゃん”と呼ばれ人気を博した寺島まゆみが出席した。

 感想を聞かれた寺島は「すごく映画的に面白くて心をわしづかみにされちゃったんですよね。娘が城定監督の映画に参加できて良かった」と絶賛し、「とにかくセンスがいいlと城定監督にカメラワークなどどうやって撮影していたのかと質問を続けた。いっぽうの城定監督は寺島からの言葉に「もっと言ってください!(笑)」と感激し、「にっかつロマンポルノがなければ、監督になっていないと思っているので。特に寺島さんが出演した『ピンクカット 太く愛して深く愛して』(森田芳光監督)が好きで、妻と付き合っている時にホテルに行って、何度も一緒に見ました」と思い出話も。

 行平は「女優として先輩ですし、親だし(笑)」と母・寺島とのトークショーに照れくさい様子。だが撮影中は母に相談することもなかったと言い、唯一お願いしたことが、劇中で使用されている、「ピンク・レディー」の名曲「渚のシンドバッド」の歌い方で、「タイトルは知っていたけど、歌詞のすべてを知っていたわけではないので誰かに教えてもらいたいと思っていたら、あっ!いたと思って、『カラオケ行こう!』と一緒に行ってもらいました」と。

 行平が演じる明乃は不倫関係となった男性からの調教を強いられ、次第な世界に目覚めていく人妻。オーディション時にも明乃役は難航したそうで、「とても苦戦して今日決まらなかったら撮影を延期しないとぐらいに思っていましたが、最後の最後に(オーディションに)行平さんが現れて『来た!』と空気が変わりました」と。「とにかく内容が内容なので、行平さんに断られないように、スタッフ側が失礼なことをしないようにと気を張りました(笑)」と城定監督。当の行平は「皆さんが落ち着いた感じだったのでだめだったなと思った」と当時を振り返った。

 また、「母娘共演で映画を作るならばどんな映画を作りますか?」との質問に、監督は「そんなのぱっと思いつかないです!(笑)、もっとじっくり考えたい」とコメントすると、寺島から「娘を主演の作品に私が1シーンだけ出演しての共演はいかがですか?」と提案する場面も。

 最後に、行平から「今日は私も皆さんと一緒に映画の話を聞けたようで楽しかったです。この映画に出させていただいて本当にうれしくて、私の人生と一緒になっていくんだなぁっと思っています」とコメント。

「私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください」は9月29日(土)公開。「私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第」は10月13日(土)より公開される。