身も心も華開く時…“開花編”本編映像解禁『私の奴隷になりなさい第3章』

映画
2018年10月11日

192388_01_R 現在、大ヒット公開中の『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』の続編となる『私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第』が10月13日(土)より2週間限定公開される。

 第2章『ご主人様と呼ばせてください』は、男性客が中心だが女性たちの姿も見られ、年齢層も20代からシニア層まで幅広い。観劇後は、城定秀夫監督の“城定マジック”と言われる、巧みな演出とストーリー展開の奥深さ、男性と女性の関係性への描写に称賛の声が多数寄せられている。

 続編となる第3章『おまえ次第』では、この後ストーリーがどう動いていくのか、主人公たちの人間模様の行末に期待感が高まっている。このたび、地味で奥手な書店員・繭子(杉山未央)がご主人様こと目黒(毎熊克哉)の調教で色気漂う美しい女性に大変身し、奴隷として身も心も開花しようとする瞬間を捉えた本編映像が解禁された。メガネ女子だった繭子演じる杉山の美しい変貌ぶりに注目だ。

 いつものバーで飲んでいる目黒。バーのマスター・清水の「今日のお相手は?」との問いかけに「ちょっと、楽しみな子。今までとタイプが違うんです」と目黒の返事と同時にバーのドアが開く。振り返った先には、真っ白のコートにミニスカートという今までの地味な容姿から180度変わり果てた繭子の姿が映し出される。化粧っ気などまるで無く、外見など気にもしなかった地味で奥手な繭子が、目黒と出会い調教されたことをきっかけにいつしかメガネを外し、服装とメイクも変え、かわいさと美しさを兼ね備えた色気漂う女性に大変身。

 おまけに挑発するような笑みを浮かべ清水や目黒の飲み仲間からは思わず「お~!!」と驚きの声が上がる。「メガネの子?」と目を丸くした清水の問いに「マイフェアレディ」と、つい自慢げに答えてしまう目黒の姿も。

 場面はホテルに変わり、ベッドの前で少し離れて立つ二人。「変わったね」との目黒の言葉に「ありがとうございます」とうれしそうに答える繭子。しかし、目黒はすかさず「褒めてるんじゃない。お前はやっと普通の女になった。」とドSな辛口コメント、続けて「ここからが始まりだ。どうされたい?」と問いかける。

 それに対し恥ずかしそうに「私を…してください。」とか細い声で話す繭子に目黒は近づきながら「聞こえないよ」と一言。意を決した表情で繭子は目黒を真っすぐ見つめ「私を…壊してください!」と強烈な調教願望をあらわにしご主人様にお願い。さらに「めちゃくちゃに壊して…」と欲望をさらけ出し奴隷として身も心も開花しようとする様子が伺える。目黒はそんな繭子を勢いよくベッドに押し倒し、ブラウスを強引にはだけさせ…。

 この後、目黒による巧みな調教を通して繭子は今まで味わったことのない経験と快楽を重ね、さらに淫らな快楽に溺れていく。一方目黒は複数飼っていた奴隷たちとの関係に破綻が生じ始める…。悦楽の果てに目黒、繭子ほか奴隷たちそれぞれが迎える結末とは…。

<城定秀夫監督コメント>
『ご主人様と呼ばせてください』の続編に当たる作品であり、前作以上に自分の作風が色濃く出ている作品です。真面目な官能シーンと脱力するような艶笑シーンの振り幅をもってして、目黒という男と、彼との関係の中で美しくなっていく女性たちを生々しく描きたいと思いました。

 広義の解釈での支配と従属で成り立っている男女の関係は、入れ替わったり、ひっくり返ったりその時々で様々な変化を見せます。娯楽と哲学、滑稽さと哀しさが混在するこの映画のある種のつかみどころのなさ、不均質さ、不定形さはそのまま男女の、広くは人間と人間の関係を表しているともいえ、なおいえば『ご主人様と呼ばせてください』『おまえ次第』、この二つの映画そのものにもそういった関係性の妙が存在しているはずなので、二本セットで見ることを強くお勧め致します。

 勿論、映画をどう捉えるかはお客様次第ですが。

『私の奴隷になりなさい第3章 おまえ次第』
10月13日(土)より2W限定!池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

出演:毎熊克哉 杉山未央
百合沙 行平あい佳/池田良 石田佳央 原田裕章/川合瑞恵 範田紗々 山根千芽 福山理子 榊英雄

『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』
9月29 日(土)より2W限定大ヒット公開中
各社配信業者にて配信スタート
出演:毎熊克哉 行平あい佳
百合沙 三浦誠己

原作:サタミシュウ
監督:城定秀夫
脚本:石川均 城定秀夫
制作:ステアウェイ
製作・配給:KADOKAWA

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