『こんな夜更けにバナナかよ』大泉洋&高畑充希&三浦春馬の場面写真解禁

映画
2018年10月10日

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 12月28日(金)公開の『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』から、場面写真が一挙公開された。

 本作は、難病である筋ジストロフィーを患って体が不自由にもかかわらず、病院を飛び出し、自分で大勢のボランティアを集め、風変わりな自立生活を始めた実在の人物・鹿野靖明さん(1959~2002)の笑いと涙の実話を大泉洋主演で映画化。

 解禁されたのは、“ワガママでおしゃべりで自由”に生きるも皆に愛された鹿野(大泉洋)と鹿野に振り回されるボランティアの美咲(高畑充希)や田中(三浦春馬)との生活を切り取った場面写真。

 出会った当初はワガママな鹿野に反発していたが、母親のような笑みを浮かべワガママを受け入れる美咲、美咲と付き合っているのに、鹿野から美咲へのラブレター代筆を頼まれ固まっている田中などのシーンが映し出されている。

 大泉は、鹿野さんが愛用していたのとそっくりの度の強い分厚いメガネの下に、わざと視力を落とすためのコンタクトレンズを装着して撮影に臨んだという。病気の進行に従いやつれていく姿は、ロケ中にも欠かさなかった食事制限と走り込みでマックス10キロ減にも及んだ。

 大泉の渾身の役づくりは、撮影を見学にきた鹿野さんの親友に「鹿野がいると思った」と言わしめたほど。演じた大泉は「『障がいがあるから』と遠慮することなく、1人で生活して、仕事もして、けんかもして、恋もして、どこまでも対等に人と向き合い続けた鹿野さんの人生に強烈に惹かれました」と鹿野さんに惚れ込み、そのチャーミングで破天荒な人生模様を演じ切っている。

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
12月28日(金)全国ロードショー

<ストーリー>
札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は幼少から難病の筋ジストロフィーを患い、車いす生活。体で動かせるのは首と手だけで、介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボラの田中(三浦春馬)は振り回される日々。しかも恋人の美咲(高畑充希)に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!
最初は面食らう美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。

<出演>
大泉洋
高畑充希 三浦春馬
萩原聖人 渡辺真起子 宇野祥平 韓英恵/竜雷太 綾戸智恵/佐藤浩市/原田美枝子

<スタッフ>
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
音楽:富貴晴美
原作:渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)
配給:松竹

公式サイト:bananakayo.jp
公式Twitter:@bananakayomovie

©2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会