倉庫に眠るお宝貴重映像を発掘!『門外不出!!マル秘映像借りました』11・18放送

エンタメ総合
2018年11月12日

『門外不出!!マル秘映像借りました』『門外不出!!マル秘映像借りました』(フジテレビ系)が11月18日(日)に放送される。

 この番組は、日本全国の企業や機関に連絡し、資料倉庫に眠る貴重な映像を借りるというバラエティ。今回、特別に借りたフィルムのデジタル化を試みると、戦前戦後日本の姿を収めた超貴重な資料映像を続々と発掘。スタジオのテリー伊藤、宮崎美子、山田五郎も驚きのお宝初公開映像が登場する。

 紹介する映像は、大阪万博の建設現場や渋谷駅の高架工事の様子など。鹿島建設が撮影した「霞ヶ関ビルの建設現場」の記録映画では、地上100メートル地点にある幅数センチの足場を命綱なしで歩き回るとび職人の姿が映し出される。

 MCの山里亮太は「昔の日本には“ビルが建つ”ことだけで一本の記録映画を作らせてしまうようなパワーがあるんですね」とコメントし、日本が急速に成長を遂げていくさまに驚いた様子を見せる。

 戦前期の生活の様子を収めた映像も公開。現存する日本最古のリゾートホテルとして145年の歴史を誇る「金谷ホテル」に保管されていたフィルムをデジタル化すると、ゾウが街中を歩く風景や、宿泊客が着物姿でスケートを楽しむ様子など、当時の暮らしぶりを伝えるモノクロ映像が数多く残されていた。

 さらに、八王子市郷土資料館に匿名寄贈されていたフィルムのデジタル化も。すると、大正天皇崩御により造営された多摩御陵への参拝のために敷設された路線で、1931年に開業するも戦局の悪化に伴い1945年に休止状態となり、そのまま1964年に正式廃止となった「京王御陵線」を列車が走行している映像が初めて発見され、学芸員でさえ見たことがなかった映像にスタジオも大興奮。

 また、1927年(昭和2年)開業当初の「高尾山ケーブルカー」の走行映像や、わずか10年で廃止された幻の路面電車「武蔵中央電気鉄道」の映像も公開する。

 そして、書物にしか残されていなかった“高尾山にスキー場があった”という都市伝説を裏付ける記録映像の発掘にも成功。昭和初期の八王子で工場の昼休みを捉えた映像では、作業員たちの過激で危険すぎる昼休みの過ごし方が明らかになる。

 そのほか、南極に三毛猫がいたという証拠映像や、速度720キロで飛行する戦闘機の空中給油の瞬間の映像など、日本の企業や機関に眠っていたさまざまな資料映像を紹介する。

<山里亮太 コメント>
◆収録を終えていかがでしたか?

「世の中にはいろいろな衝撃映像ってあると思うんですけど、今まで体感したことのない衝撃を受ける映像の数々でした。日本ってこんな短期間ですごい成長を遂げたんだなってわかりました。特に1964年の東京オリンピックだったり大阪万博だったり、大きいことが起きているときの前後の映像は克明に残っていたので、すごいなと思いましたね。昔の日本には、“ビルが建つ”ことだけで一本の記録映画を作らせてしまうようなパワーがあるんですね。見たかったけど見る機会が無いまま、倉庫に眠っていた16ミリや8ミリフィルムには、貴重な映像がこんなにも残っていたんだと思いました」

◆視聴者へのメッセージをお願いします

「“こんなの今まで見たことがない! 初めて見た!”と必ず言ってもらえるような映像ばかりだと思います。“全部見たことがある”っていう方がいたら逆に会ってみたいぐらい、この番組が借りてきた映像には自信がありますので、どうぞご期待ください」

ニチファミ!『門外不出!!マル秘映像借りました』
フジテレビ系
11月18日(日)午後8時~9時54分

<MC>
山里亮太(南海キャンディーズ)

<出演者>
テリー伊藤
宮崎美子
山田五郎
※五十音順

<進行>
堤礼実(フジテレビアナウンサー)

©フジテレビ