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“不死鳥”レオス・カラックスが新作「ホーリー・モーターズ」を引っさげて来日

 渋谷・ユーロスペースにて4月から公開されるフランス映画「ホーリー・モーターズ」の試写が行われ、来日した映画監督のレオス・カラックスが登壇した。

 本作はカラックス監督ならではの映像美とミステリアスなSFで、過去のカラックス作品のどれとも似ていない作品に仕上がっている。カラックス監督の長編デビュー作「ボーイ・ミーツ・ガール」から「ポンヌフの恋人」へと続く“アレックス3部作”で主人公を演じたドニ・ラヴァンが主演し、カイリー・ミノーグやエヴァ・メンデスといったキャスト、デジタルカメラで撮影されたことでも話題を呼んだ。

 カンヌ映画祭では、デジタル時代におけるカラックスの帰還と批評家たちの絶賛を受け、「不死鳥(フェニックス)カラックス」という呼称まで生まれた。そのカラックス監督だが、長編映画は「ポーラX」以来、実に13年ぶり。映画のプロローグではカラックス自身が映画館へと続く不思議な扉を開くところから始まるなど、監督にとって個人的要素を含む特別な作品になったようだ。

 試写上映後、満場の拍手で迎えられたカラックス監督。質疑応答では、作品について「『自分自身であることの疲労』と『新たに自分を作り出す必要』という2つの感情によって着想を得て、映画のインスピレーションが始まった」など具体的に本作が出来上がるまでのいきさつを説明した。また、熱心なファンから「次回作までまた13年待たなくてはならないか」と尋ねられると、「私は神様ではないので分かりません」と答えて笑いを誘い、映画ファンとの交流も十二分に楽しんだ。

「ホーリー・モーターズ」は渋谷・ユーロスペースにて4月よりロードショー。

「ホーリー・モーターズ」
出演:ドニ・ラヴァン、エディット・スコブ、エヴァ・メンデス、カイリー・ミノーグ、ミシェル・ピコリ
監督・脚本:レオス・カラックス
提供:ユーロスペース、キングレコード
配給:ユーロスペース
宣伝:テレザ

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