安井謙太郎が初主演映画「ニート・ニート・ニート」初日舞台挨拶で見事なMCを披露!

エンタメ総合
2018年11月24日

199499_01_R ジャニーズJr.の安井謙太郎が主演を務める映画「ニート・ニート・ニート」の公開初日舞台あいさつが都内で行われ、主演の安井と共演の山本涼介、森田美勇人、灯敦生、宮野ケイジ監督が登壇した。

 コンサートやラジオなど、さまざまな場所でMC力を鍛えてきた安井は、先日行った公開直前イベントで進行役も驚くほど自然にキャストへのふりを披露し、そのMC力の高さが話題に。そこで初主演映画の初日舞台あいさつという記念すべき舞台でMCをすることに。

 自分がMCとして舞台あいさつを仕切ることを登壇直前に聞いたという安井は「こういうのってもうちょっと事前に教えていただけるものなんじゃないかなって…」と困惑。

 しかし、森田から「ジャニーズあるあるですから。『YOU、やっちゃいなよ!』なんで」と背中を押され、進行が書かれた台本を渡されると、内容をチェックするやいなや「ということで皆さん!映画、いかがだったでしょうか?」と声色もMC用に変化する対応力を見せつけた。

 北海道を舞台にした総移動距離3300kmの超えの青春ロードムービーである本作。安井の進行で、北海道での撮影を振り返った森田は「僕らが運転してる車を外から撮影していて、車内はただのドライブ状態だったときに、次の角で右に曲がってどこかに行っちゃおうかって話してたんですけど、ずーっと角がないの。緑、緑、道で…」と北海道ならではのエピソードを披露。

 さらに「移動と言えば、ロケバス1台にスタッフさんもギュウギュウ詰めで行ったじゃないですか。だから足伸ばせない問題があって」と身長の高い山本、森田の移動時の苦労を告白。

 いっぽうで安井は「僕はどこでも大丈夫!そもそもロケバスで足を伸ばして寝れないのがやばいっていうのもやまもー(山本)から聞いて初めて気づいた」と自虐的なコメントで会場の笑いを誘った。

 座長である自分が撮影現場ではどんな風に見えていたのかが聞きたいと、「座長として僕のここがよかったよとか、ここが優しかったよとか、ここがかっこよかったよとかそういう話ありますか?」と共演者や監督に質問した安井。

 山本は「そういうのないですね(笑)」と冗談を交えながら「安井君はスタッフさんと一番コミュニケーションを取ってくれてたので助かりました」と。

 続いて森田から「朝起きてロケバスに乗るじゃないですか。(安井君は)一番早く来てました。ずっと。すっごい心がけているんだろうなって思って(笑)」と暴露されると「バレちゃダメなんだよ、それ(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

“初主演映画の初日舞台あいさつでMC”という大役を終えた安井は、感想を聞かれると「僕はもう限界ですよ(笑)。でも本当に楽しかったです!またやりたいなぁ!」と笑顔。

 最後に「この映画は、最初は少ない館数だったのが、ファンの方々の声のおかげで100館近く上演することになって、さらに撮影では北海道の方々にもお世話になって本当に僕たちだけじゃなくて、皆さまの力を借りてみんなで作っている映画という感じがすごくしてます。北海道は地震が起きたばかりで、この映画がどこまで力になれるか分からないですけれども、少しでも北海道の方たちに恩返しできるような映画になったらいいなと心から思っております。なので、ぜひ皆さまの力を借りて『ニート・ニート・ニート』を盛り上げていけたらと思います。今日はありがとうございました!」と力強く語った。

『ニート・ニート・ニート』
全国公開中

配給:MACH/スパイラル・ピクチャーズ