草野仁「33年間はあっという間」黒柳徹子「100歳まで」『世界ふしぎ発見!』1・19に1500回放送!

エンタメ総合
2018年12月21日

『世界ふしぎ発見!』 TBS系で毎週土曜放送の『世界ふしぎ発見!』が2019年1月19日(土)の放送で、放送1500回を迎える。それを記念し、1500回の収録を終えた、草野仁、黒柳徹子、野々村真、岡田圭右、出水麻衣アナが登壇した。

 1986年4月19日にスタートし、「歴史と遊ぶ」をコンセプトに宇宙の誕生から現在までの古今東西の不思議を紹介する番組。放送1500回を記念して1月12日から3週に渡って、『世界ふしぎ発見!1500回シリーズ』として放送。1月12日(土)は、ミステリーハンターに初挑戦の小島瑠璃子が、秦の始皇帝の実像に迫る。1500回目の19日(土)は、25分拡大し、現代のノアの箱舟・世界種子貯蔵庫の貴重映像を公開。26日(土)は、ミステリーハンター初挑戦の千葉雄大がミイラ製造工場に潜入取材する。

 33年間MCを務めてきた草野は、「33年間はあっという間でした。歴史好きの日本人にとって『歴史と楽しく遊ぶ』というユニークで新しい発想の番組であったのがここまで長く続いた理由だと思います。自分としては恥ずかしながらあまり成長した感はありませんが、2019年も引き続きレベルアップできるように頑張りたいと思います」と語った。

 さらに、33年間解答者として出演している黒柳は、「私は小学校時代が戦争中だったので歴史や地理などの勉強をしてきませんでした。歴史と地理の勉強をしないで死ねないなと思っていたところに、重延(浩)プロデューサーから番組のお話を頂きました。私はこの番組に出演するまでクイズ番組に出演したことがなかったんです。他のクイズ番組などにも呼んでいただくこともあったのですが、出ないようにしていたんです。この番組を通じて勉強できそうだと思ったので、出演することを決めました。頭の中でバラバラだったものが33年間を通して少しずつつながってきた気がします。まだまだ勉強していきたいですし、仕事をしながら勉強できるというのはとてもありがたいことですね」と振り返りながら語った。さらに、「100歳まで仕事をするつもりなので、この番組もそれまで続いてくれたらうれしい」と生涯仕事宣言も飛び出した。

 同じく番組開始から解答者として出演している野々村は、「1500回を迎えるこの場にいられることがとても不思議でとても感謝しています。毎回収録の度に緊張していて、それは1回目からずっと変わってきていません。本当にボケようなんて思ったことがなくて(笑)、ミステリーハンターの方が頑張って撮影してきたものに応えるのに一生懸命なんです(笑)!子供も17歳になったことですし、そろそろ『お父さん大丈夫かな』って思ったりしてるかもですが(笑)。これからも変わらず頑張りたいと思います」と打ち明けた。

 MCアシスタントを務める出水アナは、「この番組に出て約10年になりますが、アナウンサー人生としてこれだけ長いこと同じ番組に携われることはとてもありがたいと思います。世界情勢の変化により33年前とは異なり、足を踏み入れることができなくなってしまった国や地域も多くありますが、番組を通じてそんな地域を少しでも減らしていきたいと思います」と。

 そして、1500回の収録で初めてMCアシスタントにチャレンジした岡田は、「今回草野さんの隣でたくさん学ばせていただくことがありました。あらためて草野さんのMC技術を学びたい、弟子になりたい!そんな想いを込めて今回『ケイスケくん人形』を作ってきました!」と突如「ヒトシくん人形」よりも一回り大きな『ケイスケくん人形』を取り出した。

 テンションが高めな岡田に対し、草野はけげんな顔をし「それはMCを早く変われと言う意味?」とつぶやき、岡田は慌てて「滅相もございません」と頭を下げた。さらに黒柳は、「大きい声でしゃべるから、何言ってるか分からないわ」と岡田に冷たくコメントし、「ああいうのって(勝手に)作っていいの?」と疑いの目を向けた。岡田は「スタッフさんにお願いして作ってもらったんです」と弁明。出水アナが「人形の方がかっこいいですね」とツッコむと、岡田は「いらんこと言わんでいいわ」とボヤいた。

『世界ふしぎ発見!』
TBS系
毎週土曜 後9・00~9・54
※2019年1月19日のみ 後9・00~10・19