内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長』スペシャルで復活!“天才刑事”田中美佐子とタッグ

エンタメ総合
2019年01月06日
(C)テレビ朝日
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 内藤剛志主演のテレビ朝日系人気シリーズ『警視庁・捜査一課長』がスペシャルドラマで復活し、1月6日(日)午後9時から放送される。

 ヒラからはい上がってきた“たたき上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤)の活躍を描いた作品。2012年に『土曜ワイド劇場』枠でスタートして好評を博し、2016年から連ドラ化。昨年4月クールのシーズン3は視聴率が平均12・8%、同年7月のスペシャルドラマも平均13・4%と、いずれも2桁台を記録していた。(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)

 今作では、多くの装飾品を身につけた“宝石だらけの遺体”が見つかり、大岩が捜査を指揮。被害者は10年前に大岩が逮捕した強盗殺人犯で、当時の事件の目撃者である男性の妻・姫原千尋(萬田久子)との接点が浮上。彼女はなぜか“過去”を忘れて華やかに生まれ変わっていた。過去と現在が複雑に絡み合った事件の謎に、大岩が挑んでいく。

 そんな大岩の新たな右腕となるのが、メーンゲストの田中美佐子演じる所轄の刑事・馬場呂亜(ばば・ろあ)。馬場は警視庁一の記憶力の持ち主で、IQ250の超天才とも噂される切れ者。実は大岩と共に10年前の事件の捜査にも関わっていたが、ある失敗がきっかけで心に傷を抱えた役どころだ。

 内藤と田中はこれまで多くの作品で共演してきたが、刑事役でタッグを組むのは初。内藤は「美佐子は美人でクールビューティーなのに、子供みたいに無邪気なところもあって、“ふり幅”の大きな女優さん」。田中も「内藤さんは、ひと言で言うと“でっかい人”。私とそんなに年の差があるわけではないのに、昔から甘えさせてもらってきました。気の小さい私を“ケ・セラ・セラ”という感じで励ましてくれるので、現場の居心地もすごくいいんです」と、互いに全幅の信頼を寄せる。

 見どころについて、内藤は「クールビューティな田中美佐子の刑事役を楽しんでいただきたいのですが、彼女が演じる馬場呂亜が、逃れられない記憶をどのように乗り越えていくのかがひとつのみどころ。また、萬田久子さん演じる千尋という女性はまるでファッションモデルのように素晴らしく着飾って登場するのですが、彼女がなぜそんなふうに変身しなければいけなかったかも、もうひとつのテーマ。2時間の間に、2人の女性がそれぞれの壁をどう破っていくのかを見ていただきたいですね!」とアピール。

 田中は「所轄の刑事である馬場呂亜が、自らの苦い記憶を乗り越えるために本庁に飛び込んでいくのですが、みなさんがとても温かく引っ張ってくださるんです。そんな“チーム愛”や、萬田さん演じる“妻の愛”など、たくさんの“愛”が事件に絡んできます。ストーリーが複雑なので途中、頭の中にクエスチョンマークがいっぱい浮かぶのですが、最後はパズルのピースがぴったりハマったときのような、『おおーっ!』みたいな快感が待っていますので、ぜひ謎解きも楽しんでいただきたいですね!」と呼びかけた。

 また、物語にちなんで消し去りたい“記憶”を聞かれると、田中は「夫と腕を組んでいたつもりが、知らない人の腕を取ってずーっとしゃべりながら歩いていたこと!」と天然ぶりを告白。「ずいぶん経ってから『あれ? なんか背伸びた?』と思って見たら…別人だったんです! その方、ずーっと我慢してつきあってくださっていたんですよ。しかも、向こう側に奥様までいらして…。あのときは顔から火が出るかと思うほど恥ずかしかったですね」と回想し、内藤を笑わせた。