常盤貴子『グッドワイフ』のせりふ量に「今年はこれで仕事納めでも…(笑)」

ドラマ
2019年01月07日

『グッドワイフ』プレミアム試写会 常盤貴子主演の日曜劇場『グッドワイフ』(TBS系)のプレミアム試写会が行われ、主演の常盤、共演の小泉孝太郎、水原希子、北村匠海、滝藤賢一、賀来千香子、吉田鋼太郎、唐沢寿明が登壇した。

 本作は、『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』(2000年)以来19年ぶりに常盤貴子が日曜劇場で主演を務める。結婚後16年間家庭に尽くし、専業主婦をしてきた蓮見杏子(常盤)。しかしある日突然、東京地検特捜部長の夫・壮一郎(唐沢)が汚職疑惑で逮捕され、同時に女性スキャンダルが発覚する。杏子は子供たちを守るために弁護士として復職を決意。その中で、さまざまな人物と出会い、弁護士として、人として成長していく。

 原作はリドリー・スコットが製作総指揮を務め、2009年から7年間アメリカで放送されたヒット作。法廷ドラマを中心にしながら、政治と家庭の両面を鋭く描き、そのリアリティーと劇的な展開から全米で大人気を博している。

 常盤は「杏子の『弁護士としてはブランクだけど、16年間私は家事も育児もやってきた。それが無駄になっているとは思わない』というせりふがとても大好きで、私も日曜劇場に19年というブランクがあるんですけが、私なりに一生懸命やってきた仕事の数々を踏まえて、今ここに立てているのかな」と日曜劇場に戻ってきた喜びを語った。

 常盤演じる杏子の同期で、杏子を共同経営している弁護士事務所に誘った多田を演じる小泉は「弁護士チームのチームワークが良くて、撮影に行くのが楽しみで仕方がない毎日を送ってます。この先、検察チームと僕がどこまで深く入っていくのかはまだ言えませんが、検察側の皆さんと対峙する日を楽しみにしています」とチームの仲の良さをアピール。

 弁護士事務所でパラリーガルとして働く円香を演じる水原は「とにかくクールな役で、みんなに一定に心を閉ざしてねと監督に言われたのですが、私はテンションが高く性格が明るいので難しい」と役作りの苦労を語った。

 杏子と同じ仮採用の若手弁護士の朝飛を演じる北村は「吉田鋼太郎さん、小泉孝太郎さん、そして朝飛光太郎といったところで、役の中では3人目の“コウタロウ”を演じています(笑)」と会場の笑いを誘った。

 唐沢演じる壮一郎の部下で、壮一郎の取り調べを担当する佐々木を演じる滝藤は、和気あいあいとした弁護士チームの雰囲気をうらやみながら、「我々検察チームはギスギスしております。先ほど唐沢さんが検察チームにもコメディ要素を入れてやっていかないかという話があったので、本当に小さく入れていこうかなと思って、そういうところも楽しんでください」と。

 多田と弁護士事務所を共同経営している神山を演じる賀来は「杏子に厳しくあたる役。言っていることは正論。多田さんと共に共同経営者なので弁護士事務所を束ねるので、有能であり、カッコよく、どこかキュートな面を出していけたらと思います」と役柄について語った。

 壮一郎の後釜で検察庁特別捜査部の新部長となる脇坂を演じる吉田も検察チームの雰囲気について「口数も少ないんですけども、取り調べでカットがかかるので、間があるんですね。その沈黙に耐え切れない唐沢が、“ガチョーン”って言うわけです。あれやめてもらっていいですか?(笑)」と唐沢に頼み込む場面も。

 杏子の夫で汚職事件で拘留されている壮一郎を演じる唐沢は「本当にギスギスしてます。いかに女性が一人いると助かるか」と。吉田や滝藤のものまねを交え会場の笑いを誘いながら「一刻も早く常盤ちゃんの元に帰りたいっていう気持ちでいっぱいなんです」と女性陣との共演を願っていた。

 今年の抱負を問われた常盤は「人生の中で、こんなにせりふをしゃべったことがないくらいなので、今年はこれで納めてもいいんじゃないかと思っているんですよね(笑)」と。

 最後に常盤は「素晴らしいキャストと一流のスタッフと作っている『グッドワイフ』は、明日が楽しみになる内容で、爽快でご家族みんなで楽しんでいただけるドラマだと思います」とPRした。

日曜劇場『グッドワイフ』
TBS系
1月13日スタート
毎週日曜 後9・00~9・54(初回25分拡大)