Snow Man岩本照「滝沢君の脳をお借りして最高の和のエンターテインメントを」『滝沢歌舞伎ZERO』製作発表

エンタメ総合
2019年01月09日

「滝沢歌舞伎ZERO」 滝沢秀明が演出を手掛ける「滝沢歌舞伎ZERO」の製作発表会見が行われ、メインキャストのSnow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)、向井康二(関西ジャニーズJr.)をはじめ、正門良規(関西ジャニーズJr.)、目黒蓮(宇宙Six)、影山拓也(ジャニーズJr.)、田中誠治(ジャニーズJr.)が出席した。

 これまで「滝沢歌舞伎」の主演を務めてきた滝沢が、初めて演出に専念する「滝沢歌舞伎ZERO」。2012年より8年連続の出演となるSnow Manをはじめとした次世代を担うジャニーズJr.が集結し、初上陸となる歌舞伎発祥の地・南座(京都)と、ホームグラウンドの新橋演舞場(東京)にて上演。振り付けは昨年に引き続き五関晃一(A.B.C-Z)が担当する。

「滝沢歌舞伎ZERO」として新たに生まれ変わることになり、岩本は「滝沢君にたくさんのことを教わり、うれしかったこと、つらかったこと、たくさんの思い出がありますが、こうして平成が終わるこのタイミングで『~ZERO』という名前で新しいスタートを切れるメンバーの一員になれたことをうれしく思います」と心境を明かし、「滝沢君の脳をお借りして、僕たちの身体で最高の和のエンターテインメントの世界にお客さまを連れていきたいと思います」と力強く意気込んだ。

 今作では1ステージ当たり、100キロ・約300万枚の桜吹雪や500キロの雪を降らせる演出が予定されているそうで、深澤は「ちょっとよく分からない数字になっていますが(笑)、僕たちもどんな風になるのか楽しみにしているので、皆さんも楽しみに足を運んでいただければと思います」と見どころを語った。

 Snow Manがメインとなっているポスタービジュアルは、桜をイメージしたデザインに。そこには“Snow Manは散るのではなく、桜が舞うようにいろいろな場所で花を咲かせられるように”という滝沢の思いが込められているという。「キレイ!」「Snow Manってカッコいいなって思った」などそれぞれが感想を語る中、宮舘が「滝沢君の褒め言葉が“素敵”なんですけど、僕も“素敵!”って思いました」と笑顔で語り、会場の笑いを誘った。

 さらに、「滝沢歌舞伎」ではおなじみの“腹筋太鼓”もリニューアル。これまでは普通の状態での太鼓から腹筋の姿勢で行っていた腹筋太鼓だが、今回は腹筋太鼓のみで5分以上のパフォーマンスを披露。高速で回転する3人乗りの“メガ太鼓”が新しく導入されることも発表された。まだ実践はしていないそうで、「未知の領域」(渡辺)、「今まで以上にしんどくなると思います」(佐久間)とコメントした。

 また、演出家としての滝沢について「怖いけど、そこにはやっぱり愛がある。怒られるのはアドバイスだったりもしますし、いろいろな滝沢君を見てきたのですべてを受け入れられる」と真剣に話す深澤が、最後の最後に「滝沢君サイコーって感じっす!」とゆる~いノリを出してしまうと、メンバーからは「軽っ!」と総ツッコミが入った。

 そして、Snow Manはタッキー&翼のラストステージのバックも務めたということで、その時の心境を問われると「(滝沢が)引退を発表したときは、もう一緒のステージには立てないんだって思ったので、年末にあのような機会をいただけてSnow Manとしてはすごく光栄なことでした。すごく楽しかったです。“楽しい”というのが1番良いのかなって思いました」(深澤)、「今度はお前たちが前線に立っていくんだぞって、背中を押していただいている感じがしました」(宮舘)と感慨深けに語った。

 究極の和のエンターテインメント「滝沢歌舞伎ZERO」は2月3日(日)~25日(月)まで京都・南座、4月10日(水)~5月19日(日)まで東京・新橋演舞場にて上演される。