1月18日（金）スタート『金曜8時のドラマ「記憶捜査～新宿東署事件ファイル～」』（テレビ東京系）の囲み取材が行われ、北大路欣也、風間俊介、上白石萌音、石黒賢が出席した。
新宿東刑事課司法係を舞台に、車いすの刑事・鬼塚一路（北大路欣也）が見落とされそうな手付かず案件を追う本作。鬼塚は、管轄区域・新宿の街並みの完ぺきな記憶を持ち、昭和と平成、両方の“記憶の街”を頭に描くことで事件解決の糸口を見つけ出していく。
撮影が始まってから20日。鬼塚役の北大路は「最初は少し緊張していたんですが、今はすっかり意気投合して楽しく、それぞれのポジションを守りながら撮影しています」と、和やかな現場の様子を明かし「まだ完成したのを見ていないんですが、うわさに聞くと非常に良い出来上がりだということで、出だしが良いというのは素晴らしいので、何卒応援のほどよろしくお願いいたします！」とあいさつ。
また役作りに関して「若い2人（風間と上白石）が僕の手足となって動いてくれるのですが、2人が僕の想像以上に躍動的にやってくださって。鬼塚さんは素晴らしい仲間に恵まれているんだなと思い、甘えながらも自分の役目を務めていきたい」と語った。
新宿東署に刑事官として異動してくるキャリア・神啓太郎を演じる風間は「立場が一番上なので、立ち居振る舞いなどでエリートっぽい雰囲気が出せるように心がけている」と役作りについて明かすも「僕が鬼塚さんに許可を出すのですが、台本の中でうまく操られていたり、咲（上白石）から軽くあしらわれていたりしますが、台本の妙を感じながら楽しく演じさせていただいてます。また、いろんなことを現場で相談しながら、みんなで作り上げている実感や手応えがあって、このチームで撮影をできていることを幸せに思います」と語った。
念願の新宿東署刑事課に配属された熱意あふれる警察官・遠山咲役の上白石は「顔合わせの前日は久しぶりにおなかが痛くなるぐらい緊張していたんですが、現場は温かい方たちばかりで。すべてを受け止めてくださる先輩方やスタッフさんたちなので、胸を借りてがむしゃらにやっています！」と。
しかし、役柄上、北大路らに失礼なせりふを放つようで「よくも悪くも猪突猛進型で自由奔放な役で、さっきも失礼なせりふを言ってしまって…。でも咲らしい勢いを出せたらと思います」と語った。
新宿東署刑事課捜査一課・栗田史郎役の石黒は「数多の刑事ドラマがありますが、本作はビジュアル的にも見たことのない刑事ドラマ。北大路さんは大先輩なのですが、今作で初共演なので本当にうれしい。鬼塚さんと僕が演じる栗田は同僚なので、仲良さげなシーンもあり楽しく撮影しています」と。
また「事件や捜査などの真面目の部分は、皆さん（鬼塚たち）がやっているので僕はにぎやかしです。何かと彼らをちゃかすんですが、監督からの『何かやってくれ』というプレッシャーを感じながら撮影しています」と笑った。
久しぶりの金曜8時枠への出演、さらに今回は相棒が若手ということで、北大路は「若い方と接するというだけですごくうれしいんですが、自分が期待する以上の波動をもらっていて、それが僕のエネルギーになっている。自分の気持ちも若返っている気がしてすごく新鮮ですね」と。
そんな北大路との共演について風間は「司法係内でのシーンはほっこりする場面が多いんですが、物語の終盤で犯人を前にするシーンになると、北大路さんの空気がガラリと変わった瞬間を見させていただいて。勉強になるという言葉も甘いぐらい、人生において素敵な時間を過ごさせていただいています」と尊敬のまなざし。
上白石も「目が合うたびに『北大路さんだ！』って。こんなに近い距離感の役でご一緒できるとは思いませんでした」と感激しながら「カメラが回っていないときも、北大路さんのこれまでのお話をたくさん聞かせてくださって、なんてぜいたくな時間だろうとかみしめてます」と語った。
石黒も「“北大路欣也”というイメージがあると思うんですが、今回のドラマは見たことのないチャーミングな北大路さんが見られると思うので、楽しみにしていただければ」と見どころを語った。
しかしジェネレーションギャップを感じる時もあるようで、風間は「2話（1／25放送）で“骨”がキーワードになるんですが、その撮影時はずっと『骨まで愛して』という曲がブームになって皆さん口ずさんでいたんです。でも、僕と萌音ちゃんがついて行けなかったです」と明かすと、上白石も「勉強不足でした」と反省した。
金曜8時のドラマ『記憶捜査～新宿東署事件ファイル～』
テレビ東京系
1月18日（金）スタート
毎週金曜 後8・00～8・54
※初回2時間スペシャル