『給与明細』新宿二丁目のクリスマスに36時間密着

エンタメ総合
2019年01月29日

『給与明細』
 無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、『給与明細』#38が1月27日に放送された。

 1月27日は、“世界有数のLGBTタウン”新宿二丁目の聖なる夜に36時間完全密着した模様を放送。新宿二丁目の歴史は古く、1960年代半ばから徐々にLGBTが集い、独自の文化を作り上げてきたという。平成最後のクリスマス、新宿二丁目ではどんな熱い夜が繰り広げられたのか。

『給与明細』
 午後8時、新宿二丁目のゲイバー「カマカマリーナ」を訪れると、店内には女性客がチラホラ。お客の女性に話を聞くと「友達に誘われて、たまに相席屋とかに行くんですけど、つまらなくて。クズみたいな男しかいないから、二丁目の方が楽しい。下ネタ言ってる方が楽しい!」と、ストレス発散のためにゲイバーに来ていると話した。

 また別の店では、兄弟でゲイバーを楽しむ兄と妹の姿も。話を聞くと「たまたま店で鉢合わせした」と言い、兄弟そろってこの店の常連のよう。番組の調査によると、新宿二丁目は最近“ノンケ客”(異性が恋愛対象のLGBTではない人)が増加傾向にあり、以前に比べ気軽に楽しめる街に変貌した。

 その後も街行く人にインタビューを続け、時間は午前1時。するとカメラの前を通りかかり、興味津々な様子の若者を発見。話を聞くと、出会いアプリを使い、ある男性と待ち合わせをしていて、ここで待っているとのこと。その若者は「魔法の言葉があるんです。“MRMR”という言葉があって、この魔法の言葉を(出会いアプリで)打ち込むと、『ご飯を食べませんか?』と(誘いが)くる。(その意味は)“ムラムラ”」と、出会いの確率が上がる方法を番組スタッフに明かした。

『給与明細』
 また番組は、新宿二丁目で働くため上京してきた、ゆうやさんの“ニューハーフバーの面接”にも同行。面接の前に、女装サロンでプロにメイクをしてもらい、フェミニンなオトナ系女子に変身したゆうやさんは、人生初の新宿二丁目の店の面接へ。

『給与明細』
 店のママに迎えられ、いよいよ面接がスタート。ママは「(志望動機に書いてある)“自分を捨てる”だけど、捨てるってことは、覚悟がないといけないわけよ。その覚悟があるのかをまず聞きたい。中途半端にはダメ!ニューハーフになるならば、生半可ではニューハーフにはなれない!」と、面接開始早々、ママの怒とうの勢いに「はい」と返事をするのが精いっぱいのゆうやさん。そして、面接の結果は、裸一貫で上京してきたゆうやさんの覚悟を買い“仮合格”となった。

AbemaTV『給与明細』
放送日程:毎週日曜 深0時~0時30分
放送チャンネル:AbemaSPECIAL

ストーリーテラー:テリー伊藤

【MRMRって何だ!?潜入36時間!聖夜の新宿2丁目の愛のカタチ】
1月27日(日)放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/CGvxYWeWzvshDh

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