土屋太鳳&志尊淳、初共演でも息ぴったり!『バンブルビー』公開アフレコ

映画
2019年02月22日

『バンブルビー』
 3月22日(金)公開の「トランスフォーマー」シリーズ最新作『バンブルビー』で日本語吹替版キャストに決定した土屋太鳳、志尊淳が公開アフレコ会見イベントに登場した。

 本作の主人公は、シリーズの人気キャラクター・バンブルビー。舞台は、シリーズ一作目となる『トランスフォーマー』(07)でバンブルビーがサムと出会う以前の1980年代にさかのぼり、これまで語られることのなかったエピソードが初めて明かされる。

 土屋太鳳が演じるのは“地球外生命体”バンブルビーが、地球に来て最初に出会った“最高の相棒” チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)。傷ついたバンブルビーを廃品置き場で見つける、心に傷を抱えた少女を演じる。ハリウッド実写映画では初の吹替挑戦となる。

 志尊淳が演じるのは、チャーリーにひそかに思いを寄せる心優しい隣人の少年・メモ(ジョージ・レンデボーグJr.)。本作が映画吹替初挑戦となる。

 土屋は役柄のチャーリーを意識したジャケットに黄色いイヤリング、志尊は黄色いインナーシャツと、バンブルビーのトレードマークである黄色を差し色にしたコーディネートで登場。土屋は「大きなチャンスを頂き、ハリウッドの大作にこうして声で参加させていただけたことに感謝しています。いまも緊張していますが、このイベントを楽しめたらと思います!」とあいさつ。志尊も「映画の日本語吹替を初めてやらせていただきました。この作品のメッセージを、クリアに、正確に伝えられるように努めました」と続いた。

『バンブルビー』
 2人とも洋画実写の吹替が初、共演も初、さらにそろってアフレコをするのもこの日が初めてということもあり、少し緊張ぎみの2人。しかし、アフレコが始まると、驚くほど息ぴったりの演技を見せた。

 土屋は「本当に難しかったですし、声のお仕事をされている方って声の熱量がすごい。自分は未熟者だと打ちのめされながらでしたが、本番中も作品に本当に感動させてもらったのでパワーをもらいながら、その感動を返せるように、と思ってやらせていただきました。これまでは1人ずつ録っていたので、相手はこういう声なのかな?と想像でしかなかったんです。今日ご一緒することができて、やっと会えた!とうれしい気持ちでいっぱいです」と。

 志尊も「うれしいですね。僕も、チャーリーをイメージしていた声と土屋さんの声がまさしくリンクしていたので、お芝居の掛け合いとしてはとても世界に入りやすいように土屋さんがリードしてくださった。すごく楽しくやらせていただきました。お芝居をするというよりも、実際の映像に合わせてそのメッセージや熱量をそのまま伝えることが使命だと思っていたので、とにかくメモに寄り添って演じることを意識しました」と語った。

 さらに志尊は、自身が演じたメモという不器用な青年は青春時代の自分に重なる部分があるそうで「ものすごい不器用でした。好きだったり気になっている人に話しかけられなかったり、どう表現していいか分からなくてテンパってしまって、自分の本当の気持ちが伝えられない部分などはすごく共感できて感情移入しやすかった。それでも後半にメモは、自分らしく正義感をもっていろんなものに立ち向かうので、尊敬できる素敵なキャラクターです」と振り返った。

 土屋は「チャーリーって家族の中でも、女の子だから、女性だから、と自分を出せなかったりする。でもメモと出会って、絆を築いて、これから恋になるのかな?良い友人なのかな?といろんな気持ちを出せました」と語った。

 イベントでは、サプライズとして、本作のメガホンをとったトラヴィス・ナイト監督から土屋&志尊へのメッセージ映像を上映。トラヴィス監督から「タオとジュンが声の出演をしてくれてうれしいです!2人のおかげで新しいファンにも愛される映画になるでしょう。出演してくれてありがとう!」とメッセージが送られると、2人そろって感無量の表情。土屋が「これで大丈夫なのかな、と思いながら吹替していたので、こういう風にタオ!ジュン!って言ってくださるとすごくうれしいですね」と喜びを語った。

 すると今度は土屋が声をあてたヘイリー・スタインフェルドからもメッセージ映像が。「ハイ、タオ!チャーリーの吹替をしてくれたと聞いてとってもうれしかったわ。ありがとう!」と直々に呼びかけられた土屋は「すごく遠い存在なので、1ミリでもチャーリーに心を寄り添えたらと思っていたので、こういう風にコメントを頂いて心に光を灯してくださったようなうれしい気持ちです。チャーリーという役に出会わせてくださった皆さんに感謝を伝えたいです!」と喜んだ。

『バンブルビー』
 さらにサプライズは続き、年女・年男であり誕生日も2月(土屋)、3月(志尊)と近い2人のために、バンブルビーの形をした巨大な誕生日ケーキが登場。2人はケーキを見るなり「うおー!これすごい!かわいい!!」と満面の笑みを見せた。

 土屋は「こんな素敵なサプライズまで本当にありがとうございます!青春と人生と最新技術が詰まっていて、観ているときは盛り上がって、観たあとには自分も周りももっと愛したくなるような作品です。ぜひ一緒にこの世界に浸っていただきたいです!」、志尊も「作品のなかにいるかのように引き込まれますし、年齢も問わず、ご家族でも、誰が観ても満足できる作品だと思います。僕も微力ながらですが、1人でも多くの方に観ていただけるように広められたらと思います!」とアピールした。

『バンブルビー』
3月22日(金)公開

監督:トラヴィス・ナイト『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
原案:クリスティーナ・ホドソン
脚本:クリスティーナ・ホドソン、ケリー・フレモン・クレイグ
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、ドン・マーフィ、マイケル・ベイ、マーク・ヴァーラディアン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、ブライアン・ゴールドナー、クリス・プリガム

キャスト:ヘイリー・スタインフェルド(『トゥルー・グリット』、『スウィート17モンスター』)、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグJr.、ジョン・オーティス、
ジェイソン・ドラッカー、パメラ・アドロン、ステファン・シュナイダー

配給:東和ピクチャーズ

公式サイト:bumblebeemovie.jp/

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