『僕キミ』で野村周平の両親役を好演…石田ひかり&アンジャッシュ児嶋が思いを語る

エンタメ総合
2019年02月23日
©テレビ朝日
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 野村周平が主演を務めるテレビ朝日系『僕の初恋をキミに捧ぐ』((土)後11・15)の第6話が、2月23日に放送される。

 漫画家・青木琴美の人気コミックが原作。20歳まで生きられない心臓の病を抱える高校生・逞(野村)と、彼を一途に愛する幼なじみの繭(桜井日奈子)が迫りくるタイムリミットに悩み苦しみながらも、必死で運命に抗う姿を描く。

 第6話では、逞が小さな棚を運んだだけで息苦しくなってしまった自分にがく然。主治医の穣(生瀬勝久)に相談すると、予想外に病状が進行しているからもしれないので、休学して本格的に入院したほうがいいと告げられる。逞は現状を受け止めて冷静に入院を決意し、その前に繭と江の島へデートに出かける。

 石田ひかりとアンジャッシュ・児嶋一哉演じる両親の対照的な“家族愛”も見どころで、母・えみは逞の身体と心を一番に思うあまり、繭との恋を阻む障壁として2人の前に立ちはだかる。きつい言葉で繭をしかりつけるシーンもあるが、石田は「私には息子がいないので想像するしかないのですが、子を持つ親としての気持ちは痛いほど分かるので、そこをよりどころにして演じています」と説明。野村については「こんな息子がいたら、楽しいでしょうね! とにかくかわいくてたまらないです」と役さながらに溺愛している様子。

 一方、父・寛貴は逞の気持ちを最優先。やりたいことはできる限りやらせてあげたいという思いから、繭との関係も深くは干渉せず、静かに見守る。児嶋は「非常にシリアスな役なので、とても大事に演じさせていただきました」と真摯に話し、「評判が気になってエゴサーチをしたら、『逞の父親が児嶋で笑える』という意見が多かったんですが…皆さん、僕のシーンは笑わず真面目に見るように!」と呼びかけている。

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