「話題作りで吉っちゃんに不倫してもらって…」兵動大樹と桂吉弥が舞台「はい!丸尾不動産です。」への意気込みを語る

エンタメ総合
2019年02月28日
©カンテレ
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 6月29日(土)から上演される舞台「はい!丸尾不動産です。~本日家をシェアします~」でW主演を務める兵動大樹と桂吉弥が、大阪・北区のカンテレ本社で行われた記者会見に出席。舞台への意気込みや役作りについて語った。

 本作は兵動が扮する不動産屋さんを、吉弥が演じるとあるシェアハウスに入居の申込みに来る元エリート銀行員が訪れるところから始まるワン・シチュエーション・コメディ舞台。関西を代表する“しゃべりの達人”の共演が大きな話題を呼んでいる。

 舞台での初共演が決まった時の感想を聞かれた兵動は、「自分の中でまだ眠っているものが起き出してくるんちゃうかなという楽しみがあり、来ていただいたお客さんに満足して頂き、関西での楽しみを1つ増やせればなと思って頑張りたい」と意気込みを。吉弥も「憧れの兵動兄やんとお芝居ができてワクワクしています。新たなキャラクターを出したい!」と笑顔で語った。さらに、吉弥との共演を「心強さしかない」と全幅の信頼を寄せる兵動から吉弥に、「僕の方が先輩なんですけど、貫禄から何から、吉っちゃんの方が上なんで、きっちゃんに任せていこうと思ってます。責任は100%全てきっちゃん!」と最大限のリスペクトも飛び出した。

「自分がスゴいと思うしゃべくりの達人は?」という質問がぶつけられると、兵動は「エピソードをしゃべられる時の間は(笑福亭)鶴瓶師匠がスゴいと思うし、初めて落語の世界に入っていったのは(故・桂)枝雀師匠。上岡龍太郎師匠の綺麗さの中にある毒とか、松本(人志)さんの臨場感のあるしゃべりや、上沼恵美子さんのボールを持った瞬間の誰にも止められない突破力…絞れない」とレジェンドたちの名前を挙げながらも、最後は宮川大助を指名。「決して悪口でなく(笑)、(自分も)小大助と呼ばれているくらいリスペクトしているので」と付け加えた。一方の吉弥は、「アナウンサーや気象予報士の何かを伝える話し方ってスゴいことやと思います。ということで関西テレビの豊田(康雄)アナウンサーです!」と答えて会見会場を盛り上げた。

 舞台の見どころについて兵動は「脚本がドラマ界のヒットメーカー古家和尚さんというのもテレビ局が作る舞台として1つの見どころです。チケット代が6000円ということで決して安くはないんですが、それ以上のお返しをするように2人で頑張りますので、ぜひとも劇場に足を運んで下ください!」とPR。さらに「話題作りのために、吉っちゃんに不倫をしてもらって…」と笑わせた。吉弥も「関西で新しい楽しみが1つ増えるというか、関西にこういう芝居でお客さんが集まってくれる…そんな舞台にしたいです」と決意を語った。

 コメディ舞台「はい!丸尾不動産です。~本日家をシェアします~」は6月29日(土)~7月1日(月)に大阪のABCホールにて開催。チケットは3月30日(土)午前10時から一斉発売開始。