村上信五が競泳・中村克にパンチ!?「打ってる方がきつい」『情熱の鼓動』3・21放送

エンタメ総合
2019年03月16日

『村上信五∞情熱の鼓動』
 関ジャニ∞・村上信五がトップアスリートに密着する『村上信五∞情熱の鼓動』(フジテレビ)が3月21日(木)深2・05から放送される。

 第5回の対談ゲストは、競泳自由形50m・100m日本記録保持者の中村克、2018年セーリング470(ヨンナナマル)級世界選手権優勝の吉田愛と吉岡美帆。

 2000年はじめには世界記録から3秒近く後れをとっていた100m自由形において、中村は68年ぶりのメダル獲得が期待される日本水泳界のニューヒーロー。2016年リオ・オリンピックの400mリレーで、日本人として初めて100m48秒の壁を突破。これは、陸上100mで9秒台を出すのにも匹敵するとてつもないタイム。昨年1月には、47秒87とさらに記録を伸ばし、いま世界の頂点を狙える位置にいる。

 そんな中村のトレーニングルームを訪れた村上。普段行っているという腹筋のトレーニングを見せてもらうが、それは中村がコーチに腹部をパンチされるという何とも不可解なもので、村上は顔をしかめる。

 ここで村上が中村の腹筋トレーニングをお手伝いすることに。村上が中村の腹部にパンチを連打するも、「もっと思いっきりお願いします」と笑いながら余裕の表情を見せる中村。「マジ?マジ?きついでしょ?」とパンチをためらう村上は、そのうち「打ってる方がきつくなります」と降参してお手伝いは終了。

 場所をプールに移し、生で中村のクロールの泳ぎを見た村上。「水にパターンっていくときの音が違う」と、不思議な感覚にとらわれたと話すと、中村は「ちょっとたたくような感じで…水ってもともと柔らかい、形のないものなんですけど、あえてパンってたたいて硬いところを作って、そこを軸にして体を浮かすことを意識してやっている」と秘訣を語る。

 また、キックはかなり仕上がってきているという中村は、2月に行われたコナミオープンで優勝。東京オリンピックに向けた大事なシーズンで順調な滑り出しを見せた中村に、東京オリンピックがどういった位置づけかを問いかけ、核心に迫る。

 対談後、村上は「格好いいですね。2020で多分、自由形の定義が変わると思う」「僕の理想ですけど、決勝で世界新バーンって出して金ってあってもおかしくないぐらいのスター性、オーラのある選手」と感想を語る。

 そして、村上はもう一組、セーリングの吉田・吉岡ペアの元を訪れる。東京オリンピックでメダル獲得が期待される、身長差16センチ、年齢差10歳の凸凹コンビ。昨年、2人は日本セーリング史上初めて世界選手権で優勝し、世界ランキング1位に上り詰めた。

 初対面の村上は興味津々で、船やセーリングについて質問ぜめ。1セット300万円ほどする船を、海外での試合もあることから3~4艇所有していて、メンテナンスも自ら行うということを知る。

 470級は「スキッパー」と「クルー」という全く役割の違う2人によって船を動かす競技。村上は、体を使って船のバランスをとる「クルー」の体勢を初体験してみることに。海面とほぼ並行に身を乗り出し船を安定させる「クルー」。マストにかかる力は風速10メートルで80キロあり、体格の良さとフィジカルが重要になるが、挑戦した村上は「うわぁ~きつい!」と悲鳴を上げ、「すごい体の使い方ですね。体幹めっちゃいる!」と想像以上の体への負担に衝撃を受ける。

 吉岡にセーリングを始めたきっかけを聞くと、もともとバレーボールをやっていたが、高校にたまたまヨット部があったから始めたことや、吉田との出会い、パートナーとなったいきさつについて明かす。さらに、吉田は「ちょっと油断すると気持ち悪くなっちゃう。吐きながらレースしたことも」とまさかの船酔いを告白。年齢や経験の違う2人だったが、吉田が吉岡を意欲的で立派なアスリートと認め、良い方向で進んでいると中村健次コーチも語る。

 取材を終えた村上は、「良い空気感でいらっしゃいましたよね。このまま本当に順調に東京オリンピックに向かって、この空気のまま行ってほしいですね」と感想を語る。

『村上信五∞情熱の鼓動』
フジテレビ※関東ローカル
3月21日(木)深2時05分~3時05分

<出演>
ナビゲーター:村上信五
ゲスト:中村克(競泳)、吉岡美帆、吉田愛(セーリング)(※五十音順)

<テーマソング>
フジテレビ系スポーツ情熱ソング「歓喜の舞台」関ジャニ∞

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/sports/kodo/

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