木村文乃「みんなで大炎上できたら」『大奥 最終章』3・25放送

ドラマ
2019年03月20日

『大奥 最終章』
 3月25日(月)に放送されるフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』の記者会見が行われ、主演の木村文乃をはじめ、小池栄子、鈴木保奈美が登壇した。

 会場には大きなランウェイが用意され、登壇者は劇中で実際に着用した着物を披露。まず初めに月光院役を務める小池が登場し「こんな豪華なランウェイを歩けてとても気持ちが良かったです。先ほど(イベント前に会場で流れていた)ダイジェストを見ただけでも、うるうるしてしまいました…」としみじみ。

 続いて、天英院役の鈴木が登場。「『大奥』を引っ張ってこられた演出の林徹さんは、28年ほど前の『東京ラブストーリー』の頃から現場でご一緒していたので、また林監督とご一緒できることがとても楽しみで、二つ返事でお返事いたしました」と笑顔で語った。

 最後に吉宗の側室・久免役を務めた主演の木村がランウェイに登場すると、観客に投げキッスのパフォーマンスをして会場は大盛り上がり。木村は「率直に申しまして、なぜ私に?と思いました。ただし、こういうご縁は運とタイミングだと思うので、ありがたくお受けさせていただくことにしました」と語った。

 本作は、開局60周年特別企画ということもあり、衣装費の総額は1億円超え。木村は「私の衣装だけで、掛けが19ポーズ、全体で23ポーズを着させてもらいました。帯も掛けも全部新しく作ってくれたそうで、尻込みしてしまう気持ちもありました」と明かした。

 鈴木は「着ているだけで筋トレしているようでした。一番ゴージャスな衣装を着させてもらい、袖を通しただけで偉くなったような気持ちになったので、芝居をする上でありがたかったです」と振り返った。

「実際の生活でバトルに巻き込まれそうになったらどうするか」という質問に、木村は「逃げます」と即答し、鈴木は「私はケンカっ早いですね。でもドロドロ引きずるのが嫌なので、サクッと終わって帰っていくと思う」と意外な一面を告白。小池は「私はたぶん戦う人だと思われると思うんですが、意外と争いごとは好きじゃなくて、自分の幼い頃を考えると“太鼓持ち”的な感じで“あの人こう言ってましたよ”と言って、最終的にみんなに良い顔してハブにされる告げ口魔(笑)」と明かした。

 最後に木村は、本作のクライマックスの大炎上シーンについて「今の時代に大奥がないのは、最終章でみんなが幸せになろうよと言う人がいたから、なんて想像しながら見ていただけたら、エンターテインメントって面白いなと思っていただける作品なので、ぜひ3月25日夜8時から、みんなで大炎上できたらなと思っております!」とアピールした。

フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』
フジテレビ系
3月25日(月)後8時~10時54分

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/oh-oku2019/