女優も司会もVTuber!『四月一日さん家の』バーチャル会見にときのそら、猿楽町双葉、響木アオが登壇

エンタメ総合
2019年04月18日

『四月一日さん家の』
 4月19日(金)スタートの『ドラマ25「四月一日さん家の」』(テレビ東京ほか)の記者会見が行われ、VTuberのときのそら、猿楽町双葉、響木アオが登壇した。

 本作は、史上初のバーチャルYouTuberによるシチュエーションコメディ。両親を亡くした、東京下町の一軒家に住む四月一日(わたぬき)三姉妹の、ハートウォーミングでたまに切ない、笑いに満ちた日常を描く。

 試写会の司会をVTuberの七瀬タク、記者会見の司会をテレビ東京のバーチャルアナウンサー・相内ユウカが務めるという、登壇者全員VTuberという斬新な記者会見に。

 テレビ東京の五箇公貴プロデューサーも、劇中に出てくるカブトムシ姿で登場。「バーチャル会見なので、僕もカブトムシの五箇Pとして登場させていただきました」とあいさつし、「こういうものが少しずつ増えていけば、VTuberたちのチャンスも広がると思いますし、いろんなジャンルでいろんなことを挑戦していけたら」と語った。

 初挑戦となったドラマ撮影について、長女・一花役のときのが一番驚いたことは「ドラマの現場では監督さんをはじめとするスタッフさんが大勢いて、たくさんの人が作品に関わっている」ことだったという。「監督さんとは毎回相談しながらの撮影で。画角についても『ここを見てほしい』とか、せりふも『こういうテンポて話して』という指導をいただきながら進めていくのは、新鮮でしたし楽しかったです」と。

 今作の出演がきっかけでVTuberデビューとなった次女・二葉を演じる猿楽町。出演者が3人ということで、せりふの量も多く、覚えることが大変だったと明かし「さらにスケジュールもタイトだったので、大変だったのですが、みんなで支え合いながら1つのチームとして、ドラマを作り上げられたという達成感がいっぱいです。個人的にも放送は楽しみですね」と笑顔で答えた。

 三女・三樹役の響木も「せりふを覚えるために、録音したせりふを寝ながら聞いたり、現場に行くまでも聞いていたりして。でも後半から撮影に慣れてくると、現場に行くのが楽しみでした。『みんなにまた会える!』と思って。一人で動画撮影していたら気づかないような細かいこだわりや、技術なども経験して、この短期間で成長できたんじゃないかなと思います」と語った。

 大変なことがあったいっぽうで、現場では楽しいこともあったという。ときのは「朝から夜まで撮影があったので、合間の休憩時間ではいつもスタッフさんたちとお弁当選びをして交流を深めていきました。その時にアオちゃんがお弁当のメニューを読み上げてくれて(笑)。その時間はすごく印象に残ってます」と。

 猿楽町はドラマならではのNGシーンで笑いが止まらなかったそうで「言い間違えしたときや空耳で違う言葉に聞こえてしまった時にツボに入っちゃって。ずっと3人で爆笑しながら撮影していました。…今思えばすごく楽しかったな」と話すと、響木も「撮影が終わり監督さんから『カット』って声をかかるときに、3人で『カットのポーズ』みたいに1回1回ポーズするルールを作ってハマっていて。撮影の後半では、それぞれ独創的なダンスをしだすっていう」と笑った。続けて「そのダンスシーンを集めて、皆さんに見てほしいぐらい(笑)。すごく和気あいあいな雰囲気で、楽しい時間でした」と撮影を振り返った。

 また今後、挑戦してみたい役について聞かれると、ときのは「教師に興味があるので、しっかりとした大人の先生を演じてみたい」と。いっぽうの猿楽町と響木は「悪役!子供たちも恐れてしまうぐらいの」(猿楽町)、「幼いころに弟を殺人犯に殺されてしまったという重たい設定のある、シリアスな刑事を。日常とかけ離れた役は、ドラマでしたできないので、ぜひやってみたい」と語った。

 最後に「出演者3人だけという特徴もそうですが、3人で繰り広げる掛け合いは注目していただきたいです。個人的には、モノマネを披露していて、一生懸命似せようと努力しましたので、ぜひ見ていただけたら」(ときの)、「話数ごとに監督さんや脚本家さんも違って、それぞれの色があって楽しめると思います。演じる二葉は、毎回言い間違えをしていて(笑)、その言い間違え部分を見つけるのも楽しめるのかなと」(猿楽町)、「姉妹ならではの、仲の良さが現れるようないい距離感を意識して演じました。また、会話の中にアドリブもいくつか入っていますので、楽しみながら見ていただけると思います。個人的には、クールで冷静沈着な三樹のツッコミを頑張ったので、注目してください!」(響木)と、それぞれ見どころを語った。

ドラマ25『四月一日さん家の』
4月19日(金)スタート
テレビ東京ほか
毎週(金)深0・52~1・23

出演:ときのそら、猿楽町双葉、響木アオ
企画・構成:酒井健作
脚本:ふじきみつ彦、じろう(シソンヌ)、土屋亮一、堀雅人、熊本浩武
監督:住田崇、湯浅弘章、渡辺武、太田勇

公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/watanuki/