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“言葉”に宿る想いと魂に触れる『鈴木敏夫とジブリ展』東京・神田明神で開催中!

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 東京・EDOCCO 神田明神文化交流館にて『鈴木敏夫とジブリ展』が現在開催中。

 この展覧会はスタジオジブリの名プロデューサーである鈴木敏夫が紡ぎ出す“言葉”にスポットを当てたもので、一昨年の広島を皮切りに、これまでに名古屋と金沢で『スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展』として開催されてきた。そして今回の東京会場では、ジブリ作品の資料がバージョンアップし、新たなブースが登場するなど、これまで以上に見どころのある内容となっている。また、開催前日の4月19日に行われたプレス内覧会には鈴木のほか、『千と千尋の神隠し』で湯婆婆役を演じた夏木マリもスペシャルゲストとして登場。アフレコ当時の思い出話などを語った。

 トークショーでは、最初に今回の開催についての質問を受け、「スタジオジブリとしてこれまでいろんな展示をやってきましたけど、そろそろネタ切れなんです」と報道陣の笑いを誘った鈴木。続けて、「今回の企画を見てもらうと分かるとおり、僕にはいろんなものを取っておくクセがあるんですね。反対に宮崎駿という人は本当に思い切りがよくて、自分が持っているものをどんどんと捨てちゃう。“彼が捨てると僕が拾う”ということをしてきて、それがジブリ美術館を作るときなどでも役に立ちました」と、過去のさまざまな貴重な資料が今回展示できた経緯について語った。

 一方、夏木は「(湯婆婆のアフレコで)宮崎監督はあまり細かいことはおっしゃらなかったのですが、あるとき私のそばにいらして、『「スタジオジブリ」というのは一番上にいる鈴木敏夫が金勘定をしている。だから、(湯婆婆を)悪役だと思って張り切って演じるのではなく、『油屋』を立て直すひとりの働く女性としてやればいいんだよ』とおっしゃられて。それから目の前がパーっと明るくなり、『そうだ、鈴木さんの女版でやればいいんだ!』と思って、楽しくなった思い出があります」と、当時の収録の様子を話した。

 また、湯婆婆のモデルが実は鈴木だという噂について、本人は「(モデルかどうかは)たいした問題じゃないです(笑)。ただ、確かにジブリを経営しているのは私で、『油屋』を経営しているのは湯婆婆。ですから宮崎さんは、アニメーターには僕と思って描けと(笑)、そして声を演じる夏木さんにも同じように説明したんだと思います」とコメント。これを受けて夏木も、「(宮崎監督からは)“お金の勘定をしているから悪い人に見えるかもしれないけど、愛がある人なんだよ”という人間像を提示していただいたように感じました」と振り返った。

 なお、本展覧会は全6章で構成されており、鈴木に今日の想像力を植え付けた『第一章少年期~青年期 鈴木敏夫になるまで』から始まり、編集者として創刊から制作に携わったアニメ雑誌『アニメージュ』の業績を紹介した『第三章 徳間書店時代』、退社後、スタジオジブリで名プロデューサーとしての手腕を発揮し、数々の題字やキャッチコピーを生み出してきた『第四章 ジブリにまつわるエトセトラ』など、見どころ盛りだくさんの内容に。また、東京会場より新たな展示物として、湯婆婆と銭婆が人生&恋愛の悩みに助言をくれるおみくじブース『第六章 言葉の魔法』も登場し、大きな話題を集めている。

 そのほか、会場では展覧会限定グッズや会場(文化交流館)1階の『EDOCCO CAFE「MASU MASU」』で味わえる限定のオリジナルメニューなども用意しているので、この機会をお見逃しなく。

「鈴木敏夫とジブリ展」
会期:5月12日(日)まで (※会期中無休)
会場:東京都 神田明神 文化交流館「EDOCCO」2F 神田明神ホール
時間:10:00~18:00(※最終入場17:30)
入場料:当日券:大人 1300円/中高生 800円/小学生 600円

展覧会公式ページ:https://ghibli-suzuki.com/

©TS ©Studio Ghibli

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