『麒麟がくる』長谷川博己「必ず良いものに」光秀の菩提寺で誓い新たに

ドラマ
2019年05月21日

『麒麟がくる』 2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)の取材会が滋賀県・西教寺で行われ、主演の長谷川博己が出席した。

 大河ドラマ59作目となる本作は、戦国武将・明智光秀を主人公に、戦国の英雄たちの運命の行く末を脚本・池端俊策のオリジナルストーリーで描く。戦国時代を描く大河として初の4Kフル撮影を行い、長谷川のほかに、門脇麦、染谷将太、岡村隆史らの出演も決まっている。

 今回、明智光秀の菩提寺である西教寺で、明智一族の墓や光秀の妻・熙子の墓を参拝した長谷川は「去年の夏にも西教寺にお墓参りをしたのですが、今回また西教寺に来ることになり、明智光秀に呼ばれたんだなと思います。今日拝見した明智光秀の書状から、光秀の字から繊細さがすごく伝わってきました」とコメント。

 続けて、光秀を演じることについて「まだハッキリとした正体はつかめないところがありますが、今日ここに来て書状などを見せていただき、何か少し近づけたなという気がしました。お墓参りでは『私が明智光秀をやらせていただきます、よろしいでしょうか』とお伝えしまして、きっと許してくださるのではないかなと思います。『必ず良いものにします』と念を込めました」と。

 また、今回訪れた滋賀県大津市の印象については、「大津はとてもすてきなところだなと思います。光秀にとっては出世の出発点だったところと聞いています。ここでお参りができたということはすごく幸先の良いスタートだなと思いました」と語った。

 最後に来月から始まる撮影に向けて「明智光秀を演じることがとても楽しみです。今からすごく興奮しているのですが、できるだけ平常心であまりまだ作り込まず、自分をからの状態にして、お墓参りなどしていろんなことを経験して、少しずつその容器を埋めていければといいなと思っています」と意気込みを語った。

大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
2020年1月スタート

©NHK