深田恭子主演『ルパンの娘』泥棒一家“Lの一族”に渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、麿赤兒

ドラマ
2019年06月01日

『ルパンの娘』 7月期の木曜劇場『ルパンの娘』(フジテレビ系)で、深田恭子演じる主人公・三雲華の家族で、泥棒一家“Lの一族”を演じるキャスト陣が発表された。

 本作は、横関大の同名小説のドラマ化。代々泥棒一家の娘と代々警察一家の息子の決して許されない恋愛を描くラブコメディー。主人公・三雲華を深田恭子、その恋人・桜庭和馬を瀬戸康史が演じる。

 華の父・三雲尊を演じるのは渡部篤郎。尊は、美術品専門の泥棒で、品のあるダンディーな男。美術品のみならず、三雲家が住んでいる高級タワーマンションの他の住人からキャビアや高級ワインなども調達してくる。三雲家の指示系統の主軸的存在で、華が家業を継がないことをよく思っておらず、長男も引きこもりという現状に、Lの一族が自分たちの代で終わってしまうかもと危惧している。

 華の母で、55歳という年齢を全く感じさせない妖艶な雰囲気を持つ宝飾品専門の泥棒・三雲悦子には、小沢真珠。

 華の兄で、三雲家の中で唯一物を盗むわけではなく情報を巧みに盗み出す引きこもりのハッカー・三雲渉には、栗原類。

 華の祖母で、どんな鍵でもいとも簡単に開けてしまう敏腕鍵師の三雲マツには、映画「カメラを止めるな!」で強烈な印象を残したどんぐり。どんぐりの連続ドラマレギュラー出演は初で、フジテレビドラマ初出演となる。

 そして、華の祖父で、幼い華にスリの技術を直伝した伝説のスリ師・三雲巌を麿赤兒が演じる。

<渡部篤郎 コメント>
◆原作、脚本を読まれた印象は?

「原作も脚本も読みましてイメージはつかんでいますが、武内監督の手にかかると、その雰囲気もガラッと変わるのかなとも思っています。武内監督はヒット作をたくさん作っていらっしゃるので、乗ってみようと。あらがっても仕方ないですしね(笑)」

◆今回、ご自身初の泥棒役に挑戦することになります。

「泥棒がメーンになるようなドラマもなかなかないので、とてもいい試みだなと思います。『ルパンの娘』というタイトルもとてもステキですね。僕ら世代は、“ルパン”という響きだけでワクワクしますので、今から楽しみです」

◆深田恭子さんとは『まっすぐな男』(カンテレ系/2010年1月クール)以来9年ぶりの共演となります。

「お互いが、今でもしっかり仕事を続けられているのはいいことだと思いますし、すごくうれしいです。17年前の『First Love』(TBS系/2002年4月クール)という作品では僕が主演で彼女がヒロインだったのですが、今回、恋人役から親子役に関係性が変わったのは、お互いに頑張ってキャリアを積んできて、いい意味で年を重ねたからかもしれません。今回は彼女が主演という立ち位置なので、少しでもサポートできればうれしいです」

◆ドラマを楽しみにしているファンへのメッセージ

「年齢を重ねるごとに見てくださるお客様に楽しんでいただけるエンターテインメント作品をお届けしたいという気持ちが強くなっているので、今回のような作品に出会えて本当にうれしいです。ラブコメディーなので、きっと深田さんや瀬戸君が頑張ってくれると思います。もちろん、僕もちゃんとやります(笑)」

<小沢真珠 コメント>
◆原作、脚本を読まれた際の印象は?

「読んですぐに“面白い!”と感じました。笑ってしまうところがたくさんあって、最初は普通に自分が出ることを忘れて楽しんで読んでいました。この面白さについていけるように頑張ります。前回、映画『翔んで埼玉』(2019年2月22日公開)で武内監督とご一緒させていただいて、その時の役も結構、強烈なキャラクターでした。今回は違う役ではありますが、そのはじけかたも要素として大切に入れ込んでいきたいなと思っております」

◆深田恭子さん、瀬戸康史さんとは初共演になります。

「初めましてなので、テレビで拝見しているだけの印象になってしまって大変恐縮なのですが、深田さんも瀬戸さんも、とてもかわいらしい印象です。今回、深田さんが私の娘役という件に関しては、なんかすみません…(笑)。今まで私がテレビで見ている深田さんの役とは違う、初めて見る役な気がしていて、個人的にはすごい楽しみです。華のキャラクターも面白くて、一緒のシーンで言えば、私がボケて、華のクールなツッコミがあるので、そのツッコミをうまく生かせるように頑張ります」

◆夫役の渡部篤郎さんとは、『バカラ疑惑のIT株長者に賭けた女』(日本テレビ系/2006年10月)以来13年ぶりの共演となります。

「その作品では、1シーン、2シーンくらいしかご一緒していないのですが、今回はいつも絡みがあるので共演が楽しみです。ドラマの中では渡部さんが演じられる尊と悦子は同年齢の夫婦役ですが、実際は大先輩ですので、そこをなるべく感じさせずに夫婦に見えるように演じることが、私のこれからの課題です!」

◆フジテレビ制作の連続ドラマでのレギュラー出演は、『君といた夏』(フジテレビ系/1994年4月クール)以来、25年ぶりになります。

「『君といた夏』は、本当にデビューしてすぐに出演させていただいた作品でとても懐かしいです。何年ぶりとかはあまり意識していませんでしたが、本作がとても楽しみです。頑張ってやらせていただけたらと思います」

◆ドラマを楽しみにしているファンへのメッセージ

「キャラクター性の濃い登場人物がたくさん登場します。本当に作品としては楽しいエンターテインメントだと思うので、楽しんで見ていただけたらうれしいです!」

<栗原類 コメント>
◆原作、脚本を読まれた際の印象は?

「作品の大ファンになりました。お話を頂いたときに初めて原作を読んだのですが、登場人物がすごく個性的で設定が面白く、コメディーとミステリーのバランスが絶妙で一気に読み進んでしまいました」

◆深田恭子さんとは初共演、瀬戸康史さんとは映画『僕は友達が少ない』(2014年2月1日公開)以来、およそ5年ぶりの共演となります。

「今回、深田さんの兄という役柄なのではじめましてと同時に“お兄ちゃん”と呼ばれるのは何だかドキドキしますが、良き兄になれるよう頑張ります。瀬戸さんとは本当に久しぶりの共演で、前回は敵対関係でボコボコに殴り合う役だったのですが、今回も互いに仲良くできなさそうですね(笑)。ですが、実際は仲良くさせていただいているので、また共演できるのはうれしいです」

◆フジテレビ系ドラマ実写出演は本作が初となります。

「『道子とキライちゃんの相談室』(フジテレビ系/2017年1月)でキライちゃんの声で連ドラに出演していたのですが、ついに僕の姿が皆さんに見てもらえるようになったのがうれしいです。連ドラ自体が久しぶりなので慣れてないことが多いかもしれませんが、1つひとつの瞬間を楽しんでいきたいと思います」

◆ドラマを楽しみにしているファンへのメッセージ

「“令和”初の夏ドラ、恋愛あり、コメディーあり、ミステリーありの作品となっています。全キャスト、スタッフでたくさんの愛を込めてこの作品を作っていきます。ぜひ楽しみにしていてください!」

<どんぐり コメント>
◆原作、脚本を読まれた際の印象は?

「原作は、面白くて、まさかの展開があり、気持ちを揺さぶられるところもあって、気がついたら泣きながら読んでいました。脚本では、主人公の華さんと和馬さんの心の声が聞こえてきて、(原作と)同じ出来事でも、場所や展開も違っていたりするのでドキドキしました」

◆深田恭子さん、瀬戸康史さん、渡部篤郎さん、その他共演者の皆さんについていかがでしょうか?

「深田恭子さんは、華やかで、それでいてどんな役にもなれる方。瀬戸康史さんは、目がキラキラしていて、見ている人が引き込まれる方。渡部篤郎さんは優しさと完璧さを持っていらっしゃる方という印象があります。深田さん、瀬戸さん、渡部さん、その他共演者の皆さんは、私がこれまでテレビ画面やスクリーンの向こう側で拝見させていただいていた方々。すてきな、すごい方ばかりです。今回ご一緒させていただき夢のようです」

◆本作で連続ドラマレギュラー初出演になります。

「はい。本当にびっくりしています。ドッキリカメラではないかと思った時がありました(笑)。自分のキャラクターを生かせるよう、成長できるよう、精いっぱい頑張ります」

◆ドラマを楽しみにしているファンへのメッセージ

「このドラマは、泥棒家族と警察家族の主人公が恋愛、というだけでも面白いと感じますが、その上、展開が驚きの連続です。衣装もとてもすてきです。衣装合わせの時から、たくさんのスタッフさんが関わってくださいました。一話もお見逃しなく、お楽しみいただきたいです!映画『カメラを止めるな!』(2018年6月23日公開)のおかげで、私は、いまここにいさせていただいています。見てくださった皆様、関係者の皆様、ありがとうございます!」

<麿赤兒 コメント>
◆原作、脚本を読まれた際の印象は?

「読んでみて、難しくもあり面白い題材だなと感じました。泥棒の娘が警察官と一緒になるロミオとジュリエット的な展開というのは、この年齢だといろいろと考えてしまいますね。どうなるかハラハラしておりますけど、脚本を読んだ限りでは、この娘は苦労するなぁと!(笑)。あと衣装も含めまして、どうなるのか…。衣装合わせをした感じですとハリウッドのSFを連想しました。結構楽しかったです」

◆共演者の皆さんについていかがでしょうか?

「深田恭子さんはとてもおきれいな女優さんですね。初共演でもありとても光栄です。渡部篤郎さんはとても安定している印象がございます。渡部さんとも、しっかりと一緒にお芝居させていただくのは初めてです。他のLの一族もとても個性的な役者さんがそろっておりますが、泥棒の血筋なので、やはり皆さん濃くならざるを得ないのだろうなと感じました」

◆木曜劇場への参加は『優しい時間』(フジテレビ系/2005年1月クール)以来、およそ14年ぶりの出演になります。

「とても感慨深いです。当時共演していたキャストさんたちをテレビでみると大きくなったなと感じます。オジサンの立場だとそんなことばかり考えますが、この作品は初めての方が多いので、新しい出会いがとてもうれしいです」

◆ドラマを楽しみにしているファンへのメッセージ

「今までに無いようなドラマだと思いますし、奇想天外で“どうなるんだろう”と楽しみにしていただけるかなと思います。ハラハラドキドキで、ありえないようでありえるリアルが出せたら面白いと思うので、監督の頭の中にある構成を、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」

木曜劇場『ルパンの娘』
フジテレビ系
7月スタート
毎週(木)後10時~10時54分

<出演者>
深田恭子、瀬戸康史、小沢真珠、栗原類、どんぐり、麿赤兒、渡部篤郎

原作:『ルパンの娘』横関大(講談社文庫刊)
脚本:徳永友一(『グッド・ドクター』、『海月姫』、『僕たちがやりました』、他)
プロデュース:稲葉直人(『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』、映画『テルマエ・ロマエ』、映画『信長協奏曲』、他)
監督:武内英樹(『デート~恋とはどんなものかしら~』『のだめカンタービレ』『電車男』、他)
制作・著作:フジテレビ第一制作室

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/Lupin-no-musume/
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