杉野遥亮主演『スカム』ED主題歌がBiSHの「DiSTANCE」に決定

エンタメ総合
2019年06月29日

BiSH 杉野遥亮主演のMBS/TBSドラマイズム枠『スカム』のエンディング主題歌が、BiSHの「DiSTANCE」に決定した。

 本作は、週刊モーニングで連載中の「ギャングース」で共同原作者を務め、“犯罪現場の貧困”“犯罪する側の論理”をテーマに取材活動を続けるルポライター・鈴木大介が巨大犯罪・振り込め詐欺に従事する若者たちの実態を取材した「老人喰い」を原案にドラマ化。

 社会的要因により振り込め詐欺に手を染めざるを得なかった若者たちのドラマを克明に描きながら、「世代間格差」という現代日本が抱える社会問題を突きつける社会派詐欺エンターテインメントとなっている。

 本作のエンディング主題歌が楽器を持たないパンクバンドとして、日本の音楽シーンにおいて唯一無二の存在感を放つBiSHの最新アルバム「BiSHCARROTSandSticks」(7月3日発売)のリード曲である「DiSTANCE」に決定した。

 振り込め詐欺に手を染める若者たちを通して、「若者が抱える社会への閉塞感や怒り」を描く本作が、型破りなパフォーマンスで常に音楽シーンの常識を打ち破り、若者の魂の叫びを歌うBiSHに共鳴し、オファーしたことで今回のコラボレーションが実現した。

「DiSTANCE」は、まふまふが歌うオープニング主題歌「ジグソーパズル」の持つ疾走感とはまた違った魅力にあふれ、無力な自分を憂いながらも、想った相手を守り抜きたいという葛藤を歌ったメロディアスな楽曲として、本作で描かれる若者たちの魂の叫びを儚くも優しく包み込む。

『スカム』
MBS
6月30日(日)スタート
毎週日曜 深0・50~
※初回のみ深1・50~

TBS
7月2日(火)スタート
毎週火曜 深1・28~ ほか

<ドラマ全体あらすじ>
名門私立大学卒業後、大手企業に就職し、順風満帆な勝ち組人生を歩んでいた草野誠実(杉野遥亮)しかし、リーマンショックにより、入社わずか半年で新卒切りに遭う。時を同じくして、父親が病に倒れ、父親の命を救うには保険の利かない高額な治療を受けなければいけないという事態に。さらには、再就職先が見つからず、銀行には教育ローンの返済を催促される始末。理不尽な社会に絶望し、追い詰められた誠実は1日で数十万円稼げるという怪しげなバイトをすることに。
それは、オレオレ詐欺でターゲットとなった老人が振り込んだお金をATMから引き出す“ダシ子”という仕事だった。
そして、その仕事で気概を認められた誠実は、直接、老人に振り込め詐欺の電話をかける“かけ子”という仕事を強要されることになる。
地獄の研修、個性的な仲間たちとの出会い、初めての成功、リーダーへの抜擢。草野は詐欺稼業での躍進に葛藤しながら、いち早くお金を稼ぎ、裏社会から抜け出そうとするが…。
はからずも、詐欺師として裏社会でのし上がっていってしまう彼に訪れる結末とは!?

公式HP:https://www.mbs.jp/drama-scams/
公式SNS:https://twitter.com/scam_0630

©「スカム」製作委員会・MBS