• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

浅野忠信・二階堂ふみ主演映画「私の男」がモスクワ国際映画祭でW受賞の快挙

 熊切和嘉監督、浅野忠信・二階堂ふみ主演『私の男』が、6月19日~6月28日(モスクワ現地日時)に開催された第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門へ出品され、「最優秀作品賞」と「最優秀男優賞」のW受賞という快挙を成し遂げた。男優賞の浅野忠信は、1983年(第13回)の『ふるさと』(神山征二郎監督) の加藤嘉以来31年ぶりの日本人俳優の受賞となり、作品賞は1999年(第21回)の『生きたい』新藤兼人監督以来15年ぶりとなる。

 映画は直木賞を受賞した桜庭一樹による同名小説が原作。10歳で孤児となった少女・花(二階堂)と、彼女を引き取った遠縁の青年・淳悟(浅野)の禁断の愛を描く物語。

 最優秀作品賞授与の理由として、審査員長のグレブ・パンフィロフ監督は「複雑で解決できない問題を抱える男と女の愛について、挑発的に、かつ素晴らしい才能を発揮し描ききった監督を評価した。 難しい主題を扱っているが、監督は俳優たちと素晴らしい作品を作り上げた」と。最優秀男優賞となった浅野忠信の授与の理由としては「控えめさと力強さ、一人の男が堕ちていく様子を 非常にうまく表現していた」と評価した。

 作品賞を受賞した熊切和嘉監督は「『私の男』は企画段階から完成に至るまで、さまざまなトラブルに見舞われた映画でした。それが、モスクワ国際映画祭でグランプリ&主演男優賞だなんて、神様もいたんだなと!最高です!映画監督になって15年になりますが、 結果的に『私の男』が今までで一番、“やりたい放題”やらせていただいた映画でした。映画を志していた少年時代に抱いていた想いが、確信に変わりました。これからは、より気合いを込めて“やりたい放題”やっていこうと思います。スタッフ、キャストはじめ、この映画に関わった全ての人に感謝致します!本当にありがとうございました」と語った。

 浅野忠信は「とてもうれしいです!この作品に対しての意気込みや思い入れは、誰にも負けないものでしたし、役作りに関しても、与えられた時間を活かし見えてくるものが大きかったため、力が入っていました。正直思い入れが強すぎて、焦ってしまったり、熱くなりすぎてしまうことがありました。まさかこんな形で報われるとは思っていなかったので、今は素直に皆さんに感謝しております。自分はまともでない時もありますが、自分の好きなことに対しての情熱を強く信じております。ですからどうかこれからも見続けていただけるとうれしいです」と本作に対する想いを語り、喜びを表現した。

 10代とは思えないほどの妖艶さで体当たりな演技を披露し、作品に貢献した二階堂ふみは「熊切監督おめでとうございます。浅野さんおめでとうございます。映画『私の男』おめでとうございます。モスクワの地でこの作品が評価された事を幸せに思います。この作品に関われたことを誇りに思います」と語った。

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える