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有村架純「私の宝物になる作品」ジブリ最新作「思い出のマーニー」舞台挨拶

 スタジオジブリ最新作「思い出のマーニー」の完成披露記者会見&舞台挨拶が東京・国際フォーラムで開催され、声優を務めた高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、黒木瞳、主題歌歌手のプリシラ・アーン、米林宏昌監督、西村義明プロデューサーが、全員浴衣姿で登壇した。

 原作は、1967年に出版されたイギリス児童文学の「思い出のマーニー」で、舞台をイギリスから北海道の湿地に置き換え、杏奈とマーニーの物語が描かれている。

 本作は、宮崎駿監督、高畑勲不在では初の作品となる。西村プロデューサーは、宮崎監督・高畑監督から本作を見た感想をもらったということで、「まず、宮崎さんは『まろ(米林監督のあだ名)は、本当に頑張った。1+1が5になる男だということが分かった』と言っていました。高畑さんからは長文のメールが届いて、『作画も美術もそれ以降の行程も本当に頑張って、さすがジブリだと言わせるものを作った。この作品をもって、ジジイが去った後も、押しも押されぬジブリのエースである。世間にもてはやされるであろう。それを認めることに、私はやぶさかではないし、米林宏昌監督を祝福したい』と言っていました」と言うと、米林監督は「本当にうれしいと思います。ありがとうございます。この言葉を励みに、自信を持って、全国をまわりたいと思います」と。

 主人公の杏奈の声を担当した高月は、「声優初挑戦で、たくさんの方に心配やご迷惑をおかけしましたが、『大丈夫だよ。自信を持って』と皆さん言っていただき、たくさんの愛に支えられながらこの日を迎えることができました。杏奈とともにこの作品を大事に、一生の誇りと思っています」とコメント。

 もう一人の主人公・マーニー役の有村は、「数々の役者さんたちが声優を務めてきた中に、自分の名前が残るということを考えるとプレッシャーもあったのですが、私が感じたマーニーという少女を、米林監督や西村さんがいいと思って採用していただいたことに自信を持って挑戦させていただきました。私の宝物になる作品となりました」と笑顔で作品の完成を喜んだ。

 松嶋は、杏奈の養母・頼子を演じ、「役柄が母親ということで、私も母親なので、娘を想う気持ちというのに対しては、素直にリアルタイムで演じることができました。収録が、3時間くらいで終わってしまってもうちょっとやりたかったなと思っているところです」と語った。

 杏奈を療養所で預かる大岩夫妻は、寺島と根岸が演じ、寺島は「ジブリに出るということでビックリしています」と。根岸は、「私たち2人は、実写で夫婦をやったら犯罪のひとつやふたつありそうな私たちが、とってもおおらかで温かい夫婦をやれてとても嬉しかったです」と話すと会場は笑いに包まれた。

 また、老婦人を演じた森山は、「はじめ“老婆”の役と聞いた時は、『どういうこと!?』と、“老婆”というのが若干胸に刺さったものですから、もうちょっと昇進していただけないかということで、結局“老婦人”と、イメージを上げさせていただきました」と言って笑いを誘った。

 そして、この作品の鍵を握ると言われている久子役を演じた黒木は、「お話をいただいた時に、『千と千尋の神隠し』の湯婆婆(ゆばーば)みたいな面白い老婆をやれるなら面白いなと思っていましたが、大変二枚目な役で、色んなことを杏奈に語る重要な役でもありました。二枚目というのは難しくて緊張しましたが、世界中に愛されるジブリ作品の中に自分がいるということが、とっても嬉しいです」と語った。

 最後に、米林監督は、「たくさんの人の力を借りて、この映画を作りました。この映画は、全て知った上でもう一度見ていただくと、また違った角度で観れるようになっていますので、また見てください」と本作をPRした。

映画「思い出のマーニー」(http://marnie.jp/
原作:ジョーン・G・ロビンソン「思い出のマーニー」(松野正子訳・岩波少年文庫刊)
脚本:丹羽圭子、安藤雅司、米林宏昌
監督:米林宏昌
音楽:村松崇継
主題歌:プリシラ・アーン「Fine On The Outside」
声: 高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、吉行和子、黒木瞳
スタジオジブリ、日本テレビ、電通、博報堂DYMP、ディズニー、三菱商事、東宝、KDDI提携作品
特別協賛:アイフルホーム
特別協力:ローソン、読売新聞
配給:東宝

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