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第四の「攻殻機動隊」がついに始動! 草薙素子の声優は坂本真綾に!!「ARISE」製作発表会

『攻殻機動隊ARISE』製作発表会。左からプロダクションI.Gの石川光久社長、黄瀬和哉総監督、新たに草薙素子役の声優に決まった坂本真綾、シリーズ構成&脚本を務める小説家の冲方丁

 アニメ『攻殻機動隊』の新シリーズ『攻殻機動隊ARISE』の製作発表会が、2月12日(火)、東京・六本木のニコファーレで行われた。

『攻殻機動隊』は、全世界から熱い注目を浴びる士郎正宗原作のSFコミックで、これまでプロダクションI.Gにより2度の劇場版とTVシリーズとして映像化されてきた。この日の制作発表には、プロダクションI.Gの石川光久社長、今シリーズ総監督の黄瀬和哉、シリーズ構成&脚本を務める小説家の冲方丁と、シークレットゲストの坂本真綾らが登壇。200名近い媒体関係者が集まった。

 石川社長は「『攻殻機動隊』というタイトルは日本だけじゃなく、世界にファンをいっぱい抱えています。アニメ―ションの潮流は2Dから3Dに移ってきていますが、この作品で、日本の2Dアニメのすごさを見せつけたいです」とコメント。

 黄瀬は「今ここに立っているのも正直場違いだと思っています」と恐縮し、「絵ばかり描いてきた人間が演出をできるのか、自分でも自信がないので、さあどうしようかとゴネたこともありました」と心境を告白しつつ、「期待に添えるようスタッフともども頑張っています。よろしくお願いいたします」とあいさつ。

 いっぽう、「天地明察」などでも評価の高い小説家の冲方は、「お話をいただいて大変うれしかったですが、怖い気持ちもありました。何しろ非常に影響を受けた作品なので、それに対する恩返しの気持ちと挑戦の気持ち、この二つで作品を作ろうと思っています」と意気込みを。

 それを受けて、石川が「2010年の夏に、そろそろ新しい『攻殻機動隊』を作りたいと原作の士郎さんに話をしたんです。そしたら『CSI』など米国の海外TVドラマは脚本が良いので、50分くらいの尺であんな感じのものが出来たらいいな、みたいな話が出たんです。じゃあ士郎さん、書いてくださいよって言ったんだけど、そのときは丁寧に断られました。でも、2か月後には膨大なプロットとキャラクター原案が送られてきた。それがものすごくハードルが高い作品で、プロットからものすごい複雑だった。これを読解するところも含めて、これを受け取る人は冲方さんしかいないだろうということでお願いしました」と、『攻殻機動隊ARISE』の誕生秘話を明かした。

 16歳のときに初めて『攻殻機動隊』に触れたという沖方は、士郎から託されたプロットについて「素晴らしいというより、こんなことを考えてたのかと驚かされました。そして、お前はこれを見せられて何かつくれるかと、何をつくれるんだと問われている設定とプロットでした」と、非常に高度で自由度が高い非常に高かったという印象を。キャラクター原案については「本当に見たこともない新しいキャラクターたちが描かれていた。その上で従来の『攻殻』と新しい『攻殻』をちゃんと接点を持って描いたらどうなるんだろうと思いました。とにかく情報量が多い作品なので、本当に監督とものすごく綿密にお話をして少しずつ作っているという感じです」と明かし、さらに「このシリーズでは草薙素子をちゃんと人間としてとらえ、テクノロジーが発達しているからこそ浮き立ってくる人間の生々しさに目を向けようと考えましたた」と語った。

 続いて、ステージには今回新たに草薙素子を演じることになった坂本真綾が登場。これまでも最初の『攻殻機動隊』劇場版(少女の義体)、TVシリーズ(コドモトコ)としてゲスト出演していた坂本だが、今回ついに主役に抜擢された気持ちについて「私自身、『攻殻機動隊』シリーズは大好きな作品なんですが、キャストが代わるというのは、そのことに慣れていただくまで頑張らなきゃいけないなっていう思いがあります。コドモトコとして、これまで作品に関わってきたという経験が役立つことがあればうれしいです」と語り、「初めて『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』に参加したときは15歳だったんですが、今こうして、その延長線上で演じられることに本当にご縁を感じています。愛情を持ってすべてをかけて演じさせていただきますのでよろしくお願いいたします」と締めくくった。

『攻殻機動隊ARISE』は全4部作で、「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」は、2013年6月22日(土)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、新宿バルト9ほかにて全国劇場で2週間限定上映。

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